手紙を送ったのは、やっぱり律子(白石聖)だった。
初回で爪痕を残した白石さんが、山口さんの範子に大分寄せた感じで
狂気的なキャラクターとして帰ってきた…の巻。
「私、何か間違ったこと言ってる?」の声のトーン。飛び出そうな目。
ぽってりとした唇からのスーーーーッ。
「ニンマリと♡を付けて笑った」という表現がぴったりなあの表情。
終いには肉を叩く時のクレイジーさ!!
山口紗弥加さんも十分迫力の演技をされてたけど、
ああ、やっぱりこの子良いわ…最高だわ…と魅了された時間でもありました。
怖いけれど変に下品じゃなく、お嬢様っぽい気品の高さをまとっている所も素敵。
この子主演でのホラー映画(ドラマ)が見てみたい。
律子の「正義」は範子同様、完全にブレてはいるのですが、
(だって、「殺人を許さない」とは言うけど、範子だって実際に人を殺してた訳ですし)
なぜあそこまでやるのか…は多分、母を亡くした悔しみというよりかは、
4人へ復讐したいからなんじゃないかと思ってます。
母と仲が良かったのは4人だった。
だから、監禁なんていう卑怯な手口をする母を作り上げたのは、
その人たちかもしれない…と。根本的な所を恨むようになったのかしら。
で、ラストにはまさかの展開。
律子だけでもタダでさえ厄介で面倒臭いのに、
範子も生き残ってるとは超超面倒臭い…っ!(笑)
最初は生きてるだろうとは思っていたけど、5+数年後じゃあさすがにな…と
予想してたのでちょっとビックリでした。
範子の登場によって、結末がますます読めなくなりましたね。
ジョーイが「Gみたいじゃないか!」とか何とか言ってましたが、
生命力が強い生き物だから、まぁ、うん…酷いけど的確ではある。
↓次回の感想はこちら↓
↓前回の感想はこちら↓