2020年冬ドラマ-アライブ
最後まで本作らしさを貫き通した、丁寧で、真摯な作品でした。 2人に1人がなる「がん」、そしてその5年生存率は極めて少ないと言われる中で、 乳がんを抱える佐倉(小川紗良)、しかも再発した薫(木村佳乃)のどちらもが 3年後も生き続けられるほど克服出来…
そんな流れになるんだな〜…と思わされた回。 最終章!ついにクライマックス突入!黒幕は誰だ!なんて 緊迫感を煽るドラマをいくつも見てきたからか (勿論、それもそれで結末を見たい気持ちにさせる良さがありますが)、 最終回前なのに、あくまでも人々の繋…
ああ、ズルいわ…。 XRで夢を叶えさせてあげる伏線回収も、音楽をかけるタイミングも 何もかも出来が良すぎて、文句の付け所がなくて、真に泣かせにかかってきていてズルいわ…。 極め付けは、やっぱり高畑淳子さんの演技の凄み。 どこそこが良かった、印象的…
先週の「ねんとな」の内容と重なる部分があったなぁ。 (視聴済ですがまだ感想は書いておらず。こちらも良い話だったので、 最新話までに書きたい…!←最近、金曜日の分の感想が遅くてごめんなさいm(_ _)m) 寄り添っている"つもり"の「頑張れ」や「いつも希…
今回は、引きこもりの息子を持つ武井(平田満)のエピソードと 縦軸部分である須藤(田辺誠一)のエピソードを並行して描いていく作り。 後者は今まで散々引っ張ってきたから、須藤が怪しげに動いてきた割には あっさりと自分の犯した罪を認めてしまうんだな…
今回は、絵麻の父・徳介(ベンガル)、結城(清原翔)、民代(高畑淳子)の 3人の言葉にハッとさせられてしまいました。 徳介「自分で(抗がん剤を)使ったことはあるのか?」 結城「娘が傷つかないと、親は気づけないんですかね」 民代「なんでこんなもんに…
5話という中間地点を踏まえるに、 前回の、愛する夫を失った挫折から立ち直る心(松下奈緒)のエピソードを 今回に持ってきたら良かったのでは…と、ふと考えてしまいましたが、 本作にはもう1つ描かなければならない縦軸がありますものね。 今回は関河(三浦…
阿久津(木下ほうか)の存在にかなり救われる。 カーテンが風に吹かれてヒラヒラしている予告映像を見ていたから、 まさか前回に続いて衝撃的な展開をやるの…なんて思ってましたし。 特に、感情がプツッと切れたように、パソコンのキーボードを勢いよく打つ …
木内(朝加真由美)の家族に対する心境を聞いての心(松下奈緒)の言葉 「甘えられるのも悪くないですよ」に、ちょっと救われた感じがしたなぁ…。 みんながみんな、甘えたり甘えられたりの支え合いが出来ていたら良いのに… と願わずにはいられない回でした。…
今期は「これだ!」という突出した作品が出てこないと散々嘆いていましたが… 2話を見た限りではその言葉も撤回出来るかもしれない、 そう期待させてくれた内容でした。 今回の題材は、近年で認知が広がりつつある「乳がん」。 しかし、「今からでも検査する…
劇伴が煽っている感じもなければ、「命を延ばす事が全てではない」という患者の心情も、 ガンになるまでの過程も、爪が黒ずんでいるさりげない作り込みも含めて、 淡々としながらも堅実に描いていく医療ドラマになるのかな?と思いながら見ていたら… 終盤で…