2023年夏ドラマ-ばらかもん

ばらかもん 11話(最終回) 感想|"ともに"生きていくんだね。

なる(宮崎莉里沙)はやっと「お父さん」と呼べたけれども、 正式に"親子"の関係になってからは 父・優一郎(岡田義徳)とは再会出来ないままでしたし、 美和(豊嶋花)もお酒や経営の勉強をするシーンはなし。 そして、調理師を目指しに東京へ行った浩志(…

ばらかもん 10話 感想|時間は流れ続けるからこそ…

本来経営者である自分がやるべきお金の内訳作成を 川藤(中尾明慶)がやってくれてニヤリ…じゃないのよ、清舟(杉野遥亮)(笑) でも分かる。付き合いが長ければ長いほど、相手の方が何だかんだで世話を焼いて、 面倒な事も結局1人で引き受けてしまうのって…

ばらかもん 9話 感想|なんとなく堂々巡り?

前回でなるの父親に、自分の代わりに面倒を見てほしいと 託されたエピソードを反映させているためか、 動物園でなる(宮崎莉里沙)を肩車したり、公園で気にかけたりなど、 いつにも増して、清舟(杉野遥亮)の行為の節々に"パパらしさ"が垣間見えた所や。 …

ばらかもん 8話 感想|たとえ他人だったとしても

「お手本のような字だ」と言われたのを機に五島列島に移住してからは 自身の殻を破る作品を次々と生み出し、 その原動力になっているのは島の人々の存在だと気づき、 唯一超えられない壁を感じていた父・清明(遠藤憲一)とも 師弟の関係性からライバルの関…

ばらかもん 7話 感想|防波堤で誓った父子の約束

やっぱり良いですねぇ…親子でのやり取り。 個人的な好みですけど、昔から父親と息子の関係性にほんの憧れを抱いているんですよ。 清明(遠藤憲一)がきっかけで書道家を目指した清舟(杉野遥亮)の想いも頷ける、 素敵なお父さんでしたね。 突然の古代文字だ…

ばらかもん 6話 感想|ヤスばとの思い出は、これからも

初回での印象的なやり取りや要素を重ね合わせる形で 清舟(杉野遥亮)の心機一転を表す演出は洒落ていたのですが… 今回の構成について、ちょっとだけ気になった事を。 前半は母・えみ(長野里美)を説得するエピソード、 後半は住民たちがヤスば(鷲尾真知子…

ばらかもん 5話 感想|「修行を積むための場所」から「帰る場所」に

ビルが並ぶ景色や、タイマー機能付きの信号は 他のドラマでは普通に見慣れているはずなのに、 本作で映し出されると凄く異質な感じがするのは…… もうそれだけ、島で描かれる物語に惹きつけられてしまっているって証拠ですね。 今回は帰京回。 よって、舞台が…

ばらかもん 4話 感想|気晴らしに散歩をしていたのがきっかけで

締め切りが迫る書展用の作品制作をやらなきゃならない所に、 夏休みの宿題の習字を教えて欲しいと頼まれ… 看板に記載された、神社に寄付してくれた住民たちの名前を書き直す依頼が来て… さらには船に船名を書く仕事も舞い込んできて… この仕事が続々と増えて…

ばらかもん 3話 感想|芸術に正解はないが、不正解もない

1話でも、主人公が島を受け入れていくまでの変化だけでなく、 後半でメイン回として取り上げられそうな浩志(綱啓永)の 過去や"気づき"を盛り込んでいた時点で、うっすら感じていましたが… 本作って、話の展開が早いですよね。 次回予告も含めて、何となく…

ばらかもん 2話 感想|1番じゃなきゃダメなんです

いやぁ…清舟@杉野遥亮さんのふとした表情がやっぱり良いです。 いつもはやらない事をして感謝された時の、嬉しさを隠しきれない表情だったり、 「俺、田舎に染まる気はないのに…」がそのまま現れ出たようなジト目だったり、 例え話でヤスバァ(鷲尾真知子)…

ばらかもん 1話 感想|悩める青年の杉野くん、似合うねぇ…。

今期の本命でしたが…うん、私の予感は外れていなかったようです。 週の真ん中の水曜日での放送という事で、それはそれは癒されるんですけど、 何でしょうねぇ…子供の頃、夏休みの時期になると見ていた昼ドラのような 懐かしさと安心感すら感じさせました。 …