2020年秋ドラマ-姉ちゃんの恋人
大団円の最終回。 今期のドラマの最終回はこのご時世を反映させているのか、 どのジャンルでもハッピーエンドになる事が多いですねぇ。 しかし、どんなに優しい世界でも、どんなにファンタジーでも… こんなにも人の幸せを願いたくなるのは、本作が一番だった…
元カノ・香里(小林涼子)との対面シーンは、約10分で終わり。 次回予告の事を考えると、あっさりと言えばあっさり。 でも…過去を掘り返して男女同士のゴタゴタを描く訳でもなく あえて早い段階で解決させたお陰で、 今回は"過去を乗り越えて強くなった吉岡…
投げキッスのやり合い、布巾で涙を拭く貴子(和久井映見)に、頭ぐりぐりに… 本来だったら笑える所なはずなのに、不思議と心がじんわりと来てしまいました。 前回の観覧車の後だもの。笑い合ったり、嬉しそうな顔を見せる2人を見るたび、 貴子が「うん、良か…
前回の告白を受けて、相手にどう向き合って行けば良いか…を悩み続ける 2人の様子が描かれていただけに、今度は吉岡(林遣都)が勇気を出して返事をするのではなく 桃子(有村架純)が改めて告白する展開になるとは思いもしなかったなぁ。 どんな形であれ、前…
前回は吉岡(林遣都)の過去に心抉られ、 今回は複雑な心境を吐露する川上(光石研)と貴子(和久井映見)の様子に心抉られる…。 小さい頃から、桃子(有村架純)が一人で弟達を支えていくと決心した時から ずっと見てきた訳だもんなぁ。 吉岡と2人でいる所…
とうとう明かされた吉岡(林遣都)の過去。 これは…何て言ったら良いのか………… まず言える事としては、彼に下される判決があまりにも厳し過ぎないか?と(泣) 男たちに襲われたという事実も、取り憑かれたかのように男たちを殴った時の 吉岡の姿が怖かったと…
桃子(有村架純)は無意識のうちに鼻歌を歌いながら料理をし、 日南子(小池栄子)は心の中で「好き♥」「好き♥」と気持ちを叫びまくり、 和輝(高橋海人)はみゆき(奈緒)が初恋相手だと打ち明け、 おまけにヒゲみたいに付いたコーヒーの泡をペロッと舐めて…
冒頭の和輝(高橋海人)のモノローグが効いたよなぁ。 「楽しそうに働く人が好きだ。」 「辛い仕事でも楽しみを見つける事が出来る人は、 生きるという長くて地味な仕事でも見出せる人だから。そう言ってたよね、姉ちゃん。」 この台詞のお陰で、本作をどう…
さて、まず私の嗜好を書いてしまうと… 岡田惠和脚本の作品は基本的に好きです。 今まで見てきた作品の中には結末に「あれ?」と迷走を感じさせるものもありましたし、 本作の初回に関しても、桃子(有村架純)と吉岡(林遣都)の出会いを描いただけで 話が進…