2022年冬ドラマ-ファイトソング
「終わった」というより「終わらせた」感満載の最終回でしたね…。 登場人物が多いとそれだけ話の幅は広げられる利点はあるけれども、 その作りに限って、最終回"だけで"全ての着地点を描こうとしがち。 これでは、物語の展開が駆け足であっさり気味に見えて…
劇中でも言われていた「フリップ芸」… あのシーンは真面目に見たら感情移入するんだろうし、 菊池風磨さんの、明るく振る舞いつつ儚げな 慎吾という人柄が滲み出た演技も良かったけれども… かつてフリップ芸が使われた某ドラマを見ていた者からしたら 純粋に…
う~ん…意図は分かる。 だけど、意図していたものとは違う方向に 影響を与えてしまったと思える内容だったんですよねぇ。 その一番の原因は、序盤の展開にあって。 元々、花枝が病気を抱えているという設定自体が深刻なのもあるし、 設定につられて"お涙頂戴…
箸休めのエピソードだと捉えていた 仲良しコンビが漫才師に目覚めるまでの話が、 結果的には、花枝(清原果耶)と芦田(間宮祥太朗)の関係性にも通じていた… とも想像出来るような、今回の物語の"核"として描かれる役割を担っていたのには なるほどなぁとは…
今回はちょっと思う事があったので、 「ん?」と感じた点と、良かった点を正直に書いてみます。 まずは前者。 「心が動く事は良い事だ」と教わり、"恋の取り組み"を実行してみる 2人の姿が描かれたお話でした。 前回で既に、"大好きな曲を歌う歌手"であった …
ひたすら、ひたすらじっくり描いているなぁ…という印象。 条件付きの契約恋愛を始めるトンデモ展開は、 火10枠を筆頭に ここ最近のラブコメでは多くなってきていますが、 そこに岡田脚本ならではの人物造形の愛らしさも相まって、 どちらの魅力も良いとこ取…
ああ、なるほど…そうなるんですね。 予告映像を見た限りだと、火10っぽいライトな雰囲気と 岡田脚本ならではの滲み出る温かさが半々…といった感じでしたが。 いざ蓋を開けてみたら、ラストの"ひょんな事"展開を除けば、 「姉ちゃんの恋人」や「ひよっこ」「…