2020年冬ドラマ-病院の治しかた
誰かが歩いてくるシーンを見た時点で、察したんですよね。 ああ…そんな展開になって終わるのかと。 去年同じ枠で放送されていた「スパイラル」の最終回の内容が、すぐ頭をよぎりました。 その作品はある役者さんのゲスっぷりを楽しんで見ていた部分もあった…
今回は一人の患者・芳恵(市毛良枝)に焦点を当てたエピソード。 なので、患者が何に困っていて、その悩みをどうやって解決してあげたら良いか 医者達が向き合っていく流れは「ザ・医療ドラマ」といった感じですが、 ただの熱心で人想いな主人公…で終わらせ…
難題を押し付けられた江口(稲葉友)が 第二の野林先生のようになってしまうのではないか…とハラハラしながら見続けた前半。 でも、こんな仕事向いてないと言っていた彼でも、最後までめげずに辞めなかったのは 倉嶋(高嶋政伸)の説得のお陰。 今回の内容は…
患者を救う事と改革で頭がいっぱいいっぱいになっていた有原(小泉孝太郎)が、 妻・志保(小西真奈美)との会話で思い出した「病気を診るな、病人を診ろ」や 病院に訪れた娘・彩名の母親(安藤玉恵)との関わりによって、 忘れかけていた"病院"の原点を取り…
デザイナーの奥さんには後で報酬を払ったんだよね?とか、 再建モノだから、採用試験の様子をチラッとでも見たかったような…とか 少し気になる所はあるのですが、 磯野貴理子さんを始めとした看護師達を、後になって人情で連れ戻す…なんてしない 主人公がと…
これは脚本の力が大きいでしょう。 主人公が魅力的に映るように、設定や見せ所が堅実に構築されています。 有原(小泉孝太郎)が発する言葉1つ1つに考えさせられるし、腑に落ちる… それも、思い込みをせず客観的に物事が見られる奥さんの存在がいるからなん…
人情で片付けない。やんわりとした結末じゃない。主人公の腕前が具体的に分かる。 ここ最近の「ドラマBiz」の作品は、お仕事ドラマの醍醐味だと思っている上の3つを 満たしてくれない物続きでリタイアも多かったのですが、 本作は久々にちゃんとした作品で安…