2020年秋ドラマ-監察医 朝顔
そっか…本作で、しかも震災から10年というタイミングで 何を一番に描きたかったのかが、最後まで見てようやく気がつきましたよ。 里子(石田ひかり)の歯から始まり、骨の一部とか、体内の遺書とか、アリとか、 全体を通してやけに"生きた証"を強調してくる…
個人的な事情でちょっとバタバタしてて、この時間になっちゃったので、簡単感想で。 今期は"忘れてしまう"話や設定が多いけれども、 中でも平(時任三郎)が家族の事を忘れてしまう様はすこぶる辛いものがあります…。 「結婚式、2人がもたもたしてるから…も…
予定通りだったら夏・秋クールで放送されていたはずで、 恐らく"あの震災"を絡める事はなかったであろう本作。 ずれ込んで、こうして今回の話が出来上がったのも、運命というべきか… なるほど、そんな見せ方で来たか〜…と思わされる内容でした。 生まれて8ヶ…
まぁ…事件自体は、本作にしてはかなり残虐的だな… 放送終了に近づいてきているから、仕事パートはこれで完結となるのかな… と思いながら見ていたので、次回へ引っ張る事に抵抗感はなかったですけどね。 朝顔(上野樹里)がメインで動いているのも、家族との…
茶子先生(山口智子)も非常勤講師としてやり取りが増える。 桑原(風間俊介)も五十嵐(松角洋平)のお陰で神奈川県警に戻れる事になった。 (まぁ、その代わり誰かが退場になるんじゃ…と疑ってしまうけどw多分なさそう。) 仕事の部分は苦く、家庭の部分は…
ついに終わった。 長く長く感じた「孤独編」…ようやく終わった。 もうホッとしてます。もうこれが最終回でも良いくらい。←それは言い過ぎ(笑) そもそも「孤独編」というネーミング自体、 視聴者に可哀想と思わせる意図的な表現のようで抵抗感を覚えまして……
何だか…久しぶりにガッツリお仕事している姿を見た気がしますね。 ここ最近の話でも全くしていないって訳じゃないんだけど、 どうも家族内でトラブルを延々と描き続けている印象が強かったので。 若林(大谷亮平)や茶子(山口智子)が取り掛かるエンバーミ…
とりあえず、つぐみちゃん(加藤柚凪)が無事だったのは良かった。 そして、仕事に真摯に取り組む"監察医朝顔"としての姿だけでなく、 震災や家族での日常も通して"万木朝顔"という一人の人間を描くドラマなのは シーズン1の頃から見ていれば分かるから、 結…
万が一、桑原(風間俊介)が遺体として運ばれる展開になるのだけは嫌だったから、 登場人物の目線に立って見れば、本当に無事で良かったって安心するんですが… 今度はつぐみ(加藤柚凪)の番…ですか。 小さい子供まで巻き込まないで欲しかったなぁ。 車に轢…
職場にとっては茶子先生(山口智子)と、 朝顔(上野樹里)とつぐみ(加藤柚凪)にとっては 桑原(風間俊介)と平(時任三郎)と離ればなれになり、 双方で"心のぽっかり"が出来てしまって…からの今回の話。 自分がいっぱいいっぱいだから、誰かに手伝わせて…
家族の思い出話においても、事件においても、 「親子」がテーマになっていた新春SPでしたね。 事件の方は、前半は子供が抱える気持ちに気づいてあげる話。 後半は子供の幸せを願う父の話。 亡くなったパニックで砂糖と塩を間違えるのはあり得るかもしれない…
2時間スペシャルなだけに、 女性連続殺人事件や、桑原(風間俊介)の審議会のくだり、 平(時任三郎)の記憶障害疑惑に、美幸(大竹しのぶ)の家族事情と いろんな"影"を盛り込んできた訳ですが、 後半はSNSとの付き合い方を問う内容になっていましたね。 牛…
つぐみ(加藤柚凪)がいなかったら、もっと重くなっていただろうなぁ…と思えた1時間。 正直、「孤独編」というワードに加えて、今回の児童誘拐事件となると、 つぐみもまさかお泊まり先で模倣犯にさらわれてしまう展開が来るのでは…なんて いらん事を考えて…
本作はあくまでも「法医学」に焦点を当てた作品なので、 犯人が取調室で自白したり、終盤で逮捕されたり…といった 刑事ドラマらしい展開はなし。でも、それが"らしさ"なので良いのです。 撃たれた脳の部位によっては即死しない場合がある(軽くホラーやった…
「真也は絶対にやってない」 この言葉の持つ芯の強さ。初めて忍(ともさかりえ)の存在が活きたなぁ。 いや、別に苦手な訳ではないのですが、 出番を増やした事で本作のカラーとはかけ離れてしまった前々回のイメージが 未だに頭にこびりついてしまっていた…
今回は神奈川と岩手で、2つの事件を同時進行。 何か共通するものが隠されているのかと思ったけれども… 本当に言葉通りに"同時進行"しただけ。 個人的にはガラス破片の事件の方が興味深かっただけに、 犯人が誰かはサラッと言って終わらせるのは勿体ない感じ…
家族の一人に、事件が起こる前の出来事を告げる展開が共通している。 前回は「知れて良かった事」でしたけれど、 今回は「知りたくなかった事」で対比になっていた辛いお話でしたね…。 救急車ではなく、まずお姉さんに連絡した辺り、 亜衣(椚ありさ)にとっ…
本作の何が好きかって、共働き家族による子育て&家事描写、 「仕事終わった!今日のご飯なに?」の他愛もないやり取りといった 日常パートの丁寧さは勿論なんですが、 家族や職場仲間と触れ合う事で"普通の幸せを送れる毎日"に感謝しながら、 突然命を絶っ…
事件を追うために死因の特定を急かす丸屋(杉本哲太)に、 取り調べに挑戦してみる刑事達の様子に… "刑事ドラマらしさ"が所々に織り込まれていたからか。 今回の双子の件も、野球の腕前で差が出た兄への嫉妬であの犯行に及んだのかとか、 父が意識不明になっ…
"日常"を描く秀作が続編として帰って来ましたよ。 いや〜…開始早々、今までの回想を見ただけで泣けてしまった私(笑) 主題歌は勿論、万木家のみんな、おじいちゃん(柄本明)、茶子先生(山口智子)と 顔ぶれが変わっていないのも嬉しいし。 ビデオカメラ風…