2019年秋ドラマ-少年寅次郎
結局、平造(毎熊克也)とは分かち合えないまま家を出て行って、 "あの"寅さんへとなったんですねぇ…そう思うと、ちょっと複雑な心境。 くるま屋は優しい人ばかりだから、誰かガツンと言ってくれる人がいたならば 寅次郎(井上優吏)が出て行く事はなかった…
なんだって、平造(毎熊克也)はあんなに人を馬鹿にするんでしょうねぇ… 寅次郎(井上優吏)じゃなくても殴りたくなってしまったよ。特にラストのシーン(笑) 何やったってどうせ、みんな優しくしてくれるだろうとか甘えてるんですよね。 っていうか、戦争…
寅次郎(井上優吏)、人生で初めての失恋。 「男はつらいよ」のあの寅さんに育つまでの "エピソード0"感が今までより濃く出ていたとともに、 愛情は親から子供へ、兄から妹へ受け継がれていく…も 車屋の動きを絡めながら描いた回でもありました。 父・正吉(…
今回は、光子(井上真央)や平造(毎熊克哉)との関わりで何かを感じ取ったり、 二人の様子を後ろから見たりする寅次郎(藤原颯音)のカットが多かったので、 彼にとって「思いやりとは何か?」「大人の抱える複雑な心境とはどんなものか?」 を学ぶ回になる…
ああ、良いなぁ…昭和らしい世界観。 ゆったり時間が流れているかのような雰囲気。 全体的に劇伴が抑えめで、あくまでも寅次郎(藤原颯音)の動きと 母・光子(井上真央)との会話に重点を置いた物語に仕上がっていたのが、 そう感じられた理由なのかもしれま…