2023年冬ドラマ-罠の戦争

罠の戦争 11話(最終回) 感想|竹は枯れて終わりではなかった

仲間を次々と失う享(草彅剛)の孤独が描かれた前半と、 泰生(白鳥晴都)の発していた言葉や 今でも父の教えを守っている様子を目の当たりにしたのを機に、 自身のこれまでの過ちと向き合い覚醒する姿が描かれた後半で、 ある意味2部構成になっていた最終回…

罠の戦争 10話 感想|幹事長に図星を突かれる鷲津(泣)

「同じだろ?君だって。気持ち良いだろ?力を使って誰かを助けるの。」 「誰かのために善をなす。でもそのためには、もっと力が必要になる。 いくつかの善を重ねるうちに、いつしか悪になる。」 「君も、すっかり囚われているんじゃないのかな?」 長い間、…

罠の戦争 9話 感想|黒鷲津の誕生と敵の再集結。犬飼もそのうち復活します?

辰吉(岩谷健司)の件に関しては、いつもの如く 鷲津(草彅剛)の煽り文句に押されて思わず口を滑らせてしまう流れだったので、 そこはあっさり気味ではありましたが。 ただ、そのエピソードを除けば今回は、掴み所のないミステリアスさや クレバーな人々に…

罠の戦争 8話 感想|鷲津のモチベは幹事長を辞任させる事になるのかね?

いろいろと、捻りなく進めてきたなぁ…という印象です。 中でも「そこ、そのままの真相なんですね…」と思ったのは、 鴨井の息子・文哉(味方良介)が泰生(白鳥晴都)を突き落とした犯人だった事。 しかも犯行動機は、真面目な人が損をする社会背景から来てい…

罠の戦争 7話 感想|「えっ本当に!?」が続く。

どうやら、疑り深く見過ぎてしまったようです(汗) 基本的に「〇〇だ」「〇〇かもしれない」という享(草彅剛)の思い込みから始まり、 それを元に情報を探っていった結果、予想もしていなかった真相が現れる流れが 今までで何度も描かれていたのもあって。…

罠の戦争 6話 感想|権力を行使する者たち

放送も終わりに差し掛かっている頃の、開始から48分辺りで 亨(草彅剛)が可南子(井川遥)にこう話すシーン… 「衆議院議員の名刺1枚で救われる人もいる。 総理の名前を出しただけで、党の総務局も態度を変える。権力…ってやつか。」 今回の内容は彼のこの台…

罠の戦争 5話 感想|権力側の人間になりつつある鷲津

選挙活動の様子をドラマで見るのは何だか新鮮。 でも、ただの「仕組み紹介映像」に留まらず、罠や探り合いを絡めながら 今回もちゃんと"本作らしさ"を保った作りになっているのが上手いですね。 亨(草彅剛)の対立候補は有馬(真田麻好美)になる訳ですが、…

罠の戦争 4話 感想|鷲津も雑草を踏みつける側の人間だった…

あんなに敵意をむき出しにしていたのに、随分あっさり引き受けてくれたなぁ… 今回はベタな人情劇で行くんだなぁ…とは思ってました。 でも、最後にはビックリ。 いやぁ…ラストシーンを見せるために、全て構築されていたんですね。 これまで亨(草彅剛)が「弱…

罠の戦争 3話 感想|ワッシッヅ!が聞けなくなると思うと寂しいw

前期は演出で魅せる作品が多かった一方で、 今期は演技で魅せる作品が多いような気がしております。 特に、本田博太郎さん演じる犬飼がね…ぎゃふんと言わせたくなるのも頷ける、 本っ当に憎いキャラなんですよ(笑) 某刑事ドラマの笹川部長に似ているとの声…

罠の戦争 2話 感想|虻川撃退作戦は成功でも、結末が既に心配に…

面白いですね。 罠をテーマにしているだけあってか、 亨(草彅剛)はきっともう先回りしているんだろうなぁ…というのは割と読めていて、 その点では驚きが少ないと言えば少ないのですが。 彼が危険的な状況に追い込まれそうな様子を少し長く描く事で、緊迫感…

罠の戦争 1話 感想|待ってました!今までの戦争シリーズよりウケが良さそう。

戦争シリーズと言われている「銭の戦争」と「嘘の戦争」は当時視聴済みですが… 内容はもうあんまり覚えておらず。 ただ、初回は確かどちらも、完膚なきまでに打ちのめされてから復讐を決意するという、 いわゆる"どん底から這い上がる"主人公の様子を描くの…