*2022年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度*
1/17:DCU 1話 の感想記事をUPしました。

監察医 朝顔(2020) 1話 感想|「みんながいる」が巻き起こす善と悪

 

f:id:rincoro_ht:20201103175211p:plain

 

"日常"を描く秀作が続編として帰って来ましたよ。

いや〜…開始早々、今までの回想を見ただけで泣けてしまった私(笑)

主題歌は勿論、万木家のみんな、おじいちゃん(柄本明)、茶子先生(山口智子)と

顔ぶれが変わっていないのも嬉しいし。

ビデオカメラ風に映されたつぐみ(加藤柚凪)もカメラ目線じゃなくて、

まるで生活の一部を覗き見させてもらっている感覚がして、

その成長っぷりにぎゅ〜っと抱きしめたくなっちゃいました。

 

LINEで「仕事終わったよ!」って報告が来て、今日の出来事を話しながらご飯をよそって、

お味噌汁を入れて、お盆に乗せて食卓に運ぶ…の動線がなんと素晴らしい事か。

動作や会話劇の一つ一つが"演じてる"んじゃなくて本当に"家族"のように見えてくるから、

実家に帰って来た懐かしさもあるし、いつまでも幸せでいて欲しいとも思えてしまう。

日常パートをあんなにも自然に描けるドラマは、滅多にないでしょう。

だからこそ、そこに起きて欲しくない"非日常"の事件が入ってくると

悲しさとやるせない気持ちでいっぱいになります…。

 

今回取り上げられたのは「群集心理」

誰かがそばにいると分かれば心の支えになる良いケースもあるけれど、

逆に「この人がいるから」「あそこなら人が多いから大丈夫だろう」という考えが

冷静な判断を麻痺させて災害に繋がるケースもある。

ネットでも一緒ですよね。

自分が批判されたくないがために、みんなと同じ事をしていれば安心だという心理が働く。

 

最初は痴漢と疑われた佐々木も、まだ確定もしていないのに

掲示板で個人情報が拡散されて気の毒でしたし、

"殺人者の母"扱いされ罵声を浴びせられる母親のシーンも、見ていていたたまれなかったです。

集団パニックを引き起こした原因として、一人の青年が罪を被せられてしまう現実…。

その状況に、遺体から死因を追究する監察医達が動き出す。

残念ながら、亡くなった人の命は戻って来ない…けど、

息子は母親を想うが故にあの行動に出たのだと分かって、

少しでも心が救われる部分があったんじゃないかと思いたいです。

 

1話内でたくさんの"気づき"があった初回。

月9ではおなじみの30分拡大ですが間延び感を感じさせませんでしたし、

日常→事件→震災の流れも、第1シーズンの初回では

「そこもガッツリ描くの!?」と驚いた記憶がありましたが、

今回は「日常の"延長線上"」としてあまり不自然さはなかったような気がします。

 

期待度リストの記事にも書いたように、本作は最終回で物語が"完結"したと思っているので、

続編&しかも2クールやる事にはまだ不安が隠せないものの…

「続編も秀作だった」と胸を張って答えられるような作品になる事を期待しています。

…それにしても「残された時間がそう長くはない」って、転出届と関係あるんでしょうかねぇ。

 

 

↓次回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com

 

↓第1シーズンの最終回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com

 

↓第1シーズンの今までの感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com