絶対正義 5話 感想|"絶対"の意味が明らかに

 

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やったー! ついに主人公からの依存から離れられたー!!

…今までが今までなだけに、4人に肩をポンと押してあげたくなるラストでした(笑)

 

正直言うと、体を張るよりも「家族じゃない」とハッキリ言った方が

範子(山口紗弥加)もダメージを大きく受けるんじゃないかとは思いますが、

とりあえずは一歩前進出来たのかな?

まぁ、まだまだ範子もしぶといので、これで安心という訳にも行きませんけどもね。

どっかの2サスだったら既に死んでるはずなのに…w 本当、ゾンビですよ。

 

内容の流れとしては、今までだったら「舞台上で繰り広げられる登場人物の動き」に

焦点を当てた構成になっていましたが、

今回では「範子の動き」に焦点を当てる新しい見せ方をしてきました。

「範子の正義感の原点は何か」はもっと早く描いておくべき事柄だったかもしれませんが、

後半戦に突入した5話にこの変化球を入れた事で

ある意味「第2章の始まり」のように感じられて、よく練られていたと思います。

 

そして、作品上における「絶対正義」の「絶対」の意味も明らかに。

常識的な事柄を皆が「絶対に守らなければならない」の絶対ではなく、

「自分が決めたルールは絶対守り抜く」の絶対だったんですね。

範子の場合だと、「家族=正義を正してあげる相手」のためなら

どんな手段を使ってでも善意でフォローしてあげる…と、そんな所です。

 

高校時代に「家族」と言ってくれたのが嬉しくて

大切な友達をずっと守っていきたい気持ちもあれば、

大切だからこそ自分と同じ目に遭って欲しくない思いやりもあって動いてきたのでしょうが…

完全に同情出来ないのは「卵子」の件があるからですな。

それだけは本当に気持ち悪い…もうジョーイさんも成敗して欲しいくらい(笑)

 

次回予告を見る限りは、本格的にホラーに特化したお話になりそうです。

ヒロイン不在?だから、4人の動きがメインで描かれるのかどうか。楽しみです。

 

 

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