どうも、りんころです。
最終回が4月に入るテレ東ドラマ2作を待ってたら、この日になっちゃいました(笑)
なので、ざっくりとまとめて行こうと思います。
視聴前に付けた期待度ランキングはこんな感じ↓
1位 家売るオンナの逆襲(日テレ・水10)
2位 メゾン・ド・ポリス(TBS・金10)
3位 スキャンダル専門弁護士QUEEN(フジ・木10)
4位 ハケン占い師アタル(テレ朝・木9)
5位 後妻業(フジ・火9)
毎クールだと、TOP5の中には必ず期待度高めな作品が入っているものなんですが…
今回は「あれ!?」という意外なランキングに。(どれも入ってなかった^o^;)
楽しみにしていたものはズコーッという印象で終わってしまい、
逆にあまり期待してなかったものは思いの外面白かった。そんなクールだったかと。
また今期は「縦軸のある1話完結ドラマ」「おじさん萌え」「社会派要素」が多かったが故に、
クオリティの高低差が激しく目立ちもしましたね。
個人的には、NHKドラマは勿論の事、テレ東系深夜ドラマも豊作だらけとなりました。
ここから下は、あくまでも個人的なランキングです!!
下に行くほど褒めるだけでないコメントも出てきます。
(そして、全部ランキング&ノミネート賞をやっただけあって、
ボリューム大な記事となってます。お時間のある方にオススメ。)
ではでは…
2019年 冬ドラマ ランキング
視聴した21作品の順位を発表していきます。
※上から
順位 タイトル(放送局・曜日・時間)視聴前期待度(最大:★5つ)
という構成になっております。
感想記事のリンクも貼ってあるので、詳しい内容を見たい!という方は、よろしければ。
1位 最優秀作品賞
トクサツガガガ(NHK総合・金曜22時)(-)
「特撮オタあるあるドラマなんでしょ?」「特定ファン向けのドラマなんでしょ?」
と思ったら大間違い。
蓋を開けば、理想と現実の狭間で必死に生きようとする人々に向けた
ある種の応援歌のようなドラマでした。
「リアルって まるで怪人だね」他にも名言が多く生まれましたが、
この言葉だけは今後も胸にしまっておきたい。ダミアン、深いっす…!
"応援歌"とは書きましたが、特撮パートと現実パートの絡ませ方がいつも絶妙で、
特に敵やヒーローが主人公の元にやって来るシーンは斬新で面白かったです。
エンターテイメントのように見せて、実は考えさせられるという構成の妙。
1作品では勿体無いくらいの衣装やグッズの作り込みが、更にそうさせたと思います。
キーホルダー、真面目に発売されないかなぁ…欲しいんですけど!!
小芝風花さんの 誠実さとユニークさの切り替えの鋭い演技も堪能しましたが、
個人的には、倉科カナさんが今までの中で一番魅力的に映った作品でもありました。
だって、すご〜く楽しそう(笑)
2位 優秀作品賞
デザイナー 渋井直人の休日(テレビ東京・木曜25時)★★★
ちょっと痛いけどカッコイイおじさん・渋井直人の日常を、
デザイナーあるあるネタも絡めながら、ユニークに描いた作品でした。
小さな事から大きな事までいろんな苦労を味わったけれど、
渋井さんは渋井さんのまま。変わらない。
でも、毎回出てくる個性的なゲストとのやり取りで、
視聴者を全く飽きさせない物語に仕立て上げられていたと思います。
アシスタントの杉浦とのコンビネーションも終始抜群。
正反対の二人が相手にツッコミを入れる所もありつつ、時にお互いが信頼を持って
仕事をしている所もしっかり描かれていたのが好感を持てました。
洒落た音楽。アンティーク感漂うOP映像。光石研さん演じるキュートなおじさんっぷり。
魅力的な要素はいっぱいあります。
1クールだけじゃ勿体ない。1年通してもっともっと渋井さんの日常を見ていたい。
そう思える作品でした。
3位 作品賞
フルーツ宅配便(テレビ東京・金曜24時12分)★★★
苦いけれど、どこか温かい。淡々とした作りだけど、心にグサッと来てしまう。
色気あるOPにウットリし、EDの「晴れ晴れとした 町で一番の美女♪」で
毎回余韻を残してくれるような、そんな作品でした。
回によっては物凄くホラーに寄っていたり、かと思えば奇抜な演出があったり、
たまにほのぼのとした話もあったり…と、
基本1話完結形式ならではの強みを存分に発揮されていたと思います。
白石監督、沖田監督、是安監督による世界観創出合戦。バラエティ豊かでありました。
それでも一貫して「直向きに生きる女性の人生讃歌」を描く姿勢は変えなかったのが、
見応えあると感じられる1つの要因だったのかなぁと。
咲田だけでなく、えみやマサカネ、ミスジさんなど、
多種多様な思いやりと人情深さが滲み出ていたのも良かったです。
ミスジさんがいれば安心感は強いし、フルーツ宅配便の面々は頼もしい。
4位
初めて恋をした日に読む話(TBS・火曜22時)★
面白かったなぁ…ツボの抑え所とか一切目を離させない作りとか、
全然容赦ないんですもん。SNSでの実況じゃこれが一番楽しめました。めっちゃ騒いでた。
漫画原作&ラブコメという事で、合宿の件とか同窓会の件とか
ツッコミどころは色々あったんですけど、最後までそれを突き抜けてくれると
いっその事清々しい。少女漫画らしさ全開な所が好きでした。
それだけでなく、4位にした理由は「推理ドラマのような伏線回収の上手さ」
「ハッとさせられる台詞」「自然と応援したくなってしまう登場人物の描写」が
ふんだんに盛り込まれていたから。
全然期待してなかった分、ダークホースな作品となりました。
フラれても思いっきり泣いたりせず、「ごめんな困らせて」と順子を優先的に考えられたり、「初めて好きになれたのが順子で良かった」と幸せそうに話す雅志がもう…最後まで真摯で誠実でかっこいい人だったよ…(泣) #初めて恋をした日に読む話 #はじこい
— りんころ@8/7〜11は低浮上 (@tdno_dramagoto) 2019年3月19日
雅志よ、今後の人生に幸あれ…!
5位
面白南極料理人(BSテレ東・土曜24時)(-)
映画「南極料理人」は何年か前に視聴済。
ドラマ版はどうなってるかな〜と思いながら見始めました。
そしたら予想以上にコメディテイストで作られていて、全くの別物感漂う
作品になってはいましたが、これはこれで楽しめたかな。
基本的に、くだらね〜w しょうもねぇ〜w とツッコミながら、
7人のわちゃわちゃっぷりをただただ見守るという感じ。
個人的には「おそ松さん」の6つ子に近いのかなぁと、そんな印象でした。
特定の登場人物だけで話が繰り広げられていく…みたいな。
そんなキャラ造形が愛らしいと思える部分もありましたが、
時に仕掛けがあったり(笛とか、水の犯人とか(笑))、
ほっこりさせられるエピソードもあったりと、
全体的にどの回もハズレなく満足に見られました。
6位
みかづき(NHK総合・土曜21時)★★★
50年の歴史を全5話…ちゃんとまとまるのかという不安はありましたが、
逆にそうする事でジェットコースターのようなテンポの良い構成となり、
最後まであっという間に楽しめた作品だったと思います。
でも、朝ドラだったら各登場人物の心情が掘り下げられたのかなぁって気がしないでもない。
話数が少ないからこそ、そこはちょっと勿体なかった。
構成はさておき、元気溌剌だけどか弱げな一面もあるように見える永作博美さんの演技と、
その妻を支える役柄の高橋一生さんの柔らかい演技には、最後まで魅せられました。
「破廉恥だから!」そんなユニークな部分も入れつつ、時にぶつかりもする、
健気で可愛らしい夫婦の物語。塾の歴史についても考えさせられたなぁ。
遊び心満載の劇伴も、子供達と踊りまくるEDも好きでした。
7位
グッドワイフ(TBS・日曜21時)★★★
これも、SUITSの二の舞にならんだろうかと余計な心配をしてたんですけど、
今期の弁護士モノの中では圧倒的によく作られてましたし、
見事に"日本のドラマ"として落とし込められていたと思います。
全然「ディラン……ンマッケイだ」って言いそうな雰囲気じゃなかった(笑)
1話完結部分のエピソードに見応えを持たせつつ、主人公の葛藤や変化も描き、
更には縦軸となるキーパーソンの動向も本編と絡めながら描く。
「伏線を含んだ1話完結ドラマはこうあるべき」という
お手本にもなったんじゃないでしょうか。
話の作りだけでなく、お互いが信頼を持って仕事に励もうとする人間関係だとか、
男尊女卑にしない所とか、主題歌の入りや人物の映し方が秀逸な演出とか。
好きだと思える要素はたくさんありました。
強いて言うなら…色恋沙汰で話が動いていたのが気になったかな?
8位
絶対正義(フジテレビ・土曜23時40分)(-)
最初は白石聖さん演じる範子のキャラに引き込まれ、
山口さんver範子の怪物っぷりにもゾクゾクさせられ、
そんな彼女に翻弄される4人の「恐怖」「罪悪感」も十分に描かれてて
面白く見ていたのですが…最終回は何で「イイハナシダッタナー」になってしまったんでしょ。
ひよらないでよ〜。最後まで心理サスペンスで突き通してよ〜。
最終回があれじゃなければ、確実にTOP7からは外れてなかったでしょう。
とは言え、白石聖さんと田中みな実さんという逸材を発掘した作品ではありました。
今後色々な作品で拝見したいなぁ。
「コード・ブルー」「ハラスメントゲーム」の演出家である西浦正記さんが、
全く別ジャンルのホラーな画作りも出来る引き出しを持たれていたのにも驚き。
由美子が急に覚醒した事、4人が急に殺そうとした相手と打ち解けあって「正義とは何か」を考えさせられる良い感じの作風に変わってしまっている事が、最大の「?」でした。初回の無限ループで恐怖エンドにした方が良かったんでない? #絶対正義
— りんころ@8/7〜11は低浮上 (@tdno_dramagoto) 2019年3月23日
9位
ハケン占い師アタル(テレビ朝日・木曜21時)★★★
占い師じゃなくてカウンセラーでは? 中堅社会人がそんなすぐに改心出来るかな?
など若干粗削りな部分はありましたが、
それぞれ訳ありな社員達に思わず共感したくなるような作品でした。
やっぱり「1話で1人を掘り下げる」という構成にしたのが大きいのでしょう。
「お仕事ドラマ」となると、どうしても辛辣な描写が目立ってしまう所もあるのですが、
本作はその架空と現実のバランスが上手かったのかなぁと思います。
そうそう、「出張占い師キズナ」も見てみたいかも(笑)
10位
JOKER×FACE(フジテレビ・月曜24時55分)(-)
後述する「3年A組」と同じく「ネットの怖さ」を扱ってる作品ではあるんですが、
こちらに関しては、過激な描写で視聴者をゾッとさせて終了…という感じ。
なので、特にメッセージを伝える作風でもなかったんですけど、
ただただ利益の為に動く主人公の冷酷さと、それに振り回される相棒とのコンビネーションが
一貫して描かれてたのが面白かったです。変に良い人風をチラつかせない所も好感が持てる。
ただ、「皆それぞれにポリシーがあるんだよ」 って事を伝えたかったのか、
最終回の締め方にはモヤっとしたかなぁ…。
殺人を見逃した柳の近くに電柱があって、
「ずっと忘れないよ」と恐怖心を植えさせるシール貼りの演出だけで良かったのかも。
以下は、ちょっとだけ簡単に。
11位
さくらの親子丼2(フジテレビ・土曜23時40分)(-)
終盤が駆け足になってしまうのは、この枠ではよくある事として…
前作よりも「食の大切さ」がじっくり描かれていたのかなぁと思います。
でも、「2」と言いながら舞台やキャストは別作品のようでしたし、
過去キャラが全然出てこなかったのは寂しかった(泣)
もしまた続編を作るのなら、やっぱり九十九堂でお節介っぷりを存分に見せる
さくらさんの活躍を見たいかな。最終回で帰ってきましたしね。
12位
メゾン・ド・ポリス(TBS・金曜22時)★★★★
どっちかって言うと金8のドラマじゃない?と思うくらいのユルい話が多かったですけど、
ベテラン俳優陣だからこその会話の応酬が魅力的な作品でした。
特に、小日向さんの場を盛り上げる雰囲気作りは、安定されてて上手いなぁ…。
高畑充希さんにまた可愛らしいキャラクターが増えたのも嬉しいですし、
最近ではなかったコミカルな西島さんの演技が見られたのも嬉しい。
…あ、最終回じゃいつも通りのモズモズしたシリアスな表情が多かったですけどね(笑)
13位
さすらい温泉♨︎遠藤憲一(テレビ東京・水曜25時35分)★★★
回によってクオリティに多少のバラツキがありつつも、
人情味溢れる主人公、女性のお色気シーン、温泉街ならではの街並みと
要素がふんだんに盛り込まれた作品でした。
これだけで十分完成されていただけに、やっぱり「芸能界引退の真相を追求する」
みたいな冒頭のパートはよく分からず仕舞いだったかな(笑)
無難に「派遣仲居の物語」で良かったのに〜
14位
刑事ゼロ(テレビ朝日・木曜20時)(-)
分かりやすい犯人はたまにいたけれど(尾上さんとか尾上さんとかネット会社の女性とか…)
事件自体は本格ミステリーとしてよく練られてて、かと言って複雑過ぎる訳でもなく、
木8枠初視聴の私でも楽しめました。
ただ、最後まで「記憶力の鋭い刑事」「ドジな刑事と賢い助手」の
よくある凸凹コンビ感は拭えず、
公式のうたう「生まれたての五感が備わってる刑事」らしさが活かされてなかったのが
ちょいと残念だったかなぁ。
15位
柴公園(テレビ神奈川 他・木曜23時)(-)
わんこが可愛い!癒される!見ながらそんな事ばっかり言ってました(笑)
でもそれだけじゃなく、今までのネタを忘れずに「続き」があるように見せたりだとか、
淡々と語るけどその言葉自体にはどこか考えさせられたりだとか…
そういう所が丁寧に作られてたのが良かったです。
渋川さんがニコニコおじさん役だったのが珍しい。
桜井ユキさんも「モンクリ」「絶対正義」とは全然違う雰囲気で、
最初は誰だか分からなかったわ。
16位
家売るオンナの逆襲(日本テレビ・水曜22時)★★★★
えっと…前作のクールの時は1位だったんですよ。なのにこの順位。
単純に、余分な脇役エピソードが多かった事が原因じゃないかと(滝汗)
マンネリ化を防ぐために留守堂という新キャラを投入したのは別に良いんですけど、
もっと「サンチーの斬新な家を売る過程」を見たかった。ただそれだけ…。
結局、課長の不倫相手も何だったの?って感じですし。
個性豊かな面々にまた会えたのは嬉しかったです。
最終回ご覧いただきありがとうございました‼️まさかの結末…でも家売るオンナらしいラストだったと思います😊今日でお別れですが家売るメンバー皆、これからもずっと…「私たちの仕事は家を売ることです‼️」またどこかでお会いしましょう🍀 Special thanks 🏠🏠🏠🏠🏠🏠🏠🏠🏠🏠✨#家売るオンナの逆襲 pic.twitter.com/Jcg6qq1x2S
— 【公式】日テレ「家売るオンナの逆襲」 (@ieuru2016) 2019年3月13日
17位
イノセンス 冤罪弁護士(日本テレビ・土曜22時)★★★
全体的に惜しい感じでしたよね〜、この作品。
和倉の虎丸化や陰謀シーンは改善されていったものの、
世界に一人だけの検事やフリースタイルな裁判といったリアリティの無さは
最後まで改善されず。
そこの設定が見直されてたなら、8話のような回が早めにあったなら…
順位もググッと上がってたと思います。
でも、泣かせに入らない展開と恋愛沙汰を強く描かない所は好きでした。
18位
後妻業(フジテレビ・火曜21時)★★★
最初は女性のクズっぷりを描くのかなぁと思ってたんですけど、
急に良い人風な話に持ってったり、不倫関係でドロドロさせたりで
結局何がしたかったのかよく分からない感じに^^;
何度も書いてるけど、W木村が後妻業として活躍するドラマの方が見たかった…!
19位
トレース〜科捜研の男〜(フジテレビ・月曜21時)★★★
月9なのにグロテスクな描写は気合入ってるな〜と感じられたので、
そういう点では好意的に見てましたし、事件の切り口も興味深いものだったんですが…
科捜研らしさは全くなかったですね。
出演者目当てのドラマと化してしまったのが残念。
せめて、せめて泣かせにかかろうとする分かりやすい劇伴や台詞がなければ…
20位
スキャンダル専門弁護士QUEEN(フジテレビ・木曜22時)★★★
初回だけなら期待度ナンバーワンだったんですよ(切実)
なのに、どうして後出しじゃんけんだらけなドラマになってしまったかな〜。
言いたい事は散々総括記事に書いたので、ここでは割愛しますが…
本当に深夜のワンシチュエーションドラマとして見たかったです。
それか、深夜30分でワンシチュエーションにして、事務所内の人たちが仕事から帰ってきてから話が始まる、ただただ駄弁ったり遊んだりしてるだけのドラマでも良かったのかもしれない…とふと思った。
— りんころ@8/7〜11は低浮上 (@tdno_dramagoto) 2019年3月14日
21位
3年A組 −今から皆さんは、人質です−
(日本テレビ・日曜22時30分)★★★
これも散々総括記事に思いを書き込んだので、ここでは割愛します。
はっきり言うと、私はあんまりハマれませんでした…。
本作を見てドラマって面白いと思ったなら、
それ以上にもっと面白い作品はあるよ!と伝えたい。
↑毎クール15〜20本見てる私からの余計なアドバイス(笑)
番外編 ※朝ドラのみです。好きな方はスルーで!
まんぷく(NHK総合・月〜土曜8時)★★★
所謂「まんぷくファン」はTLで多く見かけはしたんですが…
個人的には、最初の1ヶ月がよく作られてただけで、それ以降は残念感が漂っていたかなぁ。
本筋のラーメンを作るまでの話が長いだとか、何度も進駐軍に捕まり過ぎだとかは、
百福さんのエピソードで実際にあった話らしいのでここはしょうがない。
ただ、主人公・福子を持ち上げ過ぎじゃ?
ここが一番気になりました。
福子を萬平教にした当本人の萬平さんは、「福子の閃き」を待つだけの問題提起係に。
肝心のモノづくりパートも夫婦だけで進めていくんじゃなくて、
社員がどうやってエビを見つけてきたのか、どうやってスープを作ってきたのかといった
「モノづくりに携わる人々の動き」をもっと見たかったです。
本来夫を支えるはずの福子が「私が手柄を立てました」って言った時には驚いた^^;
ブシムスの鈴さんも、最初はツッコミ役として重要な役どころではありましたが…
何十年も経て萬平の無茶振りっぷりにはある程度の諦めが付いてるはずなのに、
ずーっと変わらないまま。それ故にトゲトゲした気持ちになる。
いっその事、途中で咲姉と同じ幽霊ポジにした方が良かったのかも。(役者のせいではない)
あ、ちなみに福子を萬平教に例えたのは、萬平とのラーメン作りばっかりで
子育や家事をする描写があまり感じられなかったから。
源や幸はイジメられてるんじゃないかと、未だに心配してるんですけど…(苦笑)
リタイアしたドラマ…
よつば銀行 原島浩美がモノ申す!〜この女に賭けろ〜
(テレビ東京・月曜22時)★★★
3話まで視聴。真木さんのモニョモニョ喋りも気になったんですけど、
決め台詞を言う時の演出のキレの悪さが…。銀行用語の説明も不親切だし。
私のおじさん〜WATAOJI〜(テレビ朝日・金曜23時15分)★★★
3話まで視聴。1週間休みだったのがきっかけで、しれっと見るのを辞めてしまいました。
一番の原因としては、笑いのツボが合わなかったって所かなぁ。
でも、最終回でのTLの反応を見ると、最後まで見れば良かったかな〜とも思えたり。
超個人的なノミネート賞
主演男優賞 菅田将暉(3年A組 −今から皆さんは、人質です−)
内容はともかく、鬼気迫る演技には見応えがありました。
病気持ちという設定に合わせてガリガリな体にされたのかな〜と思うと、凄い。
主演女優賞 常盤貴子(グッドワイフ)
16年ぶりに弁護士として復帰するという主人公の設定と、
常盤さん自身の"19年ぶりのTBSドラマ主演" というのがぴったりハマってましたね。
最初はか弱そうに見えるけど、家族や仲間の支えがあって徐々に逞しくなる…
そんな変化のつけ方が自然だからこそ、ついつい応援したくなっちゃいました。
ミスジはもう〜この方じゃないと成り立たない!ってくらいハマリ役でした。
ユニークそうだけど何となく怖い。怖いけど優しい一面もある。
境界線のフラつき具合が堪らなかったです。「仕上げはミスジさん」の安心感たるや。
元気で活発ではあるけれど、ちょっとした弱さも見せる「千明」を
存分に演じられてたと思います。塾経営に熱心に励む女性っぷりも良かったです。
新人賞 田中みな実(絶対正義)
一瞬アナウンサーだと忘れるくらいでした。大人のシーンも体を張られてたのが凄い。
今後も色んなジャンルの作品でお見かけしたいです。
主題歌賞 King Gnu「白日」(イノセンス 冤罪弁護士)
「主題歌がドラマの色を作る」とは正にこの事。最近はそうつくづく思わされます。
切ない話を見終わった後に余韻を残してくれる良曲でした。
OP/ED映像賞 スキャンダル専門弁護士QUEEN OP
テーミーワーイージッサァイ ユーインサァイヂューナー…♪
えっと…OP映像はこれが一番凝ってて好きだったんですよ(切実)
脚本賞 篠﨑絵里子「グッドワイフ」
アメリカ原作を日本のドラマとして、全く無理ない設定でリメイクされてた脚本でした。
3本軸の絡め方も、3話以降は抜群でしたね。
演出賞 塚原あゆ子、山本剛義、松木彩「グッドワイフ」/西浦正記「絶対正義」
主題歌のタイミングと登場人物を支える光の照らし加減が、いつも秀逸でした。/
「?」で圧力をかける画面がとにかく怖過ぎる。文字と合成を使ってのホラーな演出が
斬新で面白かったです。
劇伴賞 ワンミュージック「グッドワイフ」
キャッチーな曲調が良かったです。
お気に入りは、裁判シーンで鳴る「ファーファーファー↑」と上がってく、ファンファーレな劇伴。
特別賞 白石聖さん(絶対正義)/美術スタッフ(トクサツガガガ)
ホラーだけど気品のある演技。それが逆にホラー。
黒目の大きさに「逃さない」という感じが出てて、範子役でも律子役でも迫力がありました/
1作だけじゃ勿体ないから、常設展示として飾ろう!そして、キーホルダーも売ろう!
以上、冬ドラマの総括でした。
来期も素敵な作品との出会いがあればな〜と思います。
閲覧ありがとうございました!