グッドワイフ 8話 感想|既に最終章っぽいハラハラ感

 

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「真の情報提供者は誰だ!」と予告で言っていた割には、

今回で明らかになったのは、遠山(相武紗季)と家族に関する過去、

遠山と壮一郎(唐沢寿明)の新たな事実だけ。

 

引き伸ばし過ぎ、焦らせ過ぎと言えばそれまでなのだけど、

様々な登場人物を怪しいと思わせる伏線の立て方、表情の見せ方、

それぞれが抱える複雑な心情と事件の絡め方が各方面で緻密に作られているので

全然イライラしてこなかった。

この時点で最終章かと思えるほどの緊張感。ワクワクの方が強いです。

あからさまな「焦らし演出」をした某人質ドラマにも見習って欲しいわ…←おっと(笑)

 

脇坂(吉田鋼太郎)に脅迫されている円香(水原希子)。

杏子(常盤貴子)へ強い想いを抱く多田(小泉孝太郎)。

事務所の座席争いのライバルである朝飛(北村匠海)。

現役の検察官である佐々木(滝藤賢一)。

杏子に深く関係している人物ばかりなので、誰が裏切り者でも全然おかしくない状況です。

 

個人的には〜、多田と見せかけての佐々木かなぁ。

闇落ち顔、「俺を利用しろ」といきなり言ってきた多田を最初は怪しいと思いましたが、

実は佐々木の裏の顔を突き止めるために3人で行動している…とか。

文書の件は正気に戻ってやった事なんじゃないかと考えてます。

皆さんは誰が裏切り者だと予想されますか?

 

本格的に壮一郎の事件へと物語が一本化してきましたが、

そこに恋愛事情がほんのスパイスとして絡められているので

更にのめり込んで見てしまいます。描きすぎず、大胆にしすぎず。

よくあるドロドロ系に陥らず、事件に深みを増すための層となっている

描かれ方は本当に良いですね。

(そして、その私情にも興味があるっていうのは貴重!)

 

 

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