グッドワイフ 7話 感想|壮一郎だけは一貫して怪しい…のが凄い

 

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壮一郎(唐沢寿明)の弁護をするパートが本格的に動き出したが故に、

旦那の方と1話完結部分の案件をどっちも担当しちゃって、

杏子(常盤貴子)、大変じゃない?忙しくない?っていうのは置いといて…(笑)

様々な事情が今までよりも更に複雑に絡まり、面白みが増してきましたね。

 

杏子と壮一郎の関係。杏子と多田(小泉孝太郎)の想いのすれ違い。壮一郎と多田の対立。

杏子と壮一郎と佐々木(滝藤賢一)の動き。脇坂(吉田鋼太郎)の動き。情報提供者の謎。

杏子と遠山(相武紗季)の対立…今挙げたもの以外にも、弁護士での座席争いや

家庭面などを含めればまだまだ見所があって、エピソードが盛り沢山な訳ですが、

それぞれがそれぞれに続きが気になるような「引き」を作るのが上手いし、

これだけ増やしといて全く小難しく感じられないっていうのが凄いんですよね。

1時間が濃過ぎる…!

 

個人的には不安に感じてた多田と壮一郎の恋愛のゴタゴタは、

あまり主張し過ぎない程度に描かれていたので、ひとまず安心。

「壮一郎を信じ、最後まで弁護を続ける事は出来るのか」

「愛する子供たちを守り切れるのか」「多田の想いをどう受け止めるのか」

様々な問題や事情がのしかかる中、それらにどうやって向き合っていくのかという

"杏子の強さ"が問われる展開に拍車がかかってきたのが良かったです。

 

お互いに凛とした強さを持つ杏子vs遠山の対決。

追い詰められた杏子がどう立ち直って行くのか。

壮一郎のパートをますます進めてきそうな次回がとても楽しみ。

主人公を掻き乱す(しそうな)相手が相武紗季さんっていうのが説得力ありますよね〜…

「本当に聞きたいのは私とご主人の関係じゃないんですか?」な強気な言葉には

純粋にムカッとしましたし、「良いぞ!面白くなるぞ!」という気持ちにもなりました(笑)

クズ役の丸山智己さんにもワクワクです。

 

 

それにしても… 

勇気を持って挑む人、支えとなる存在になる人、闇落ちしてしまう人。

いろんな事情が交差する事によって、

登場人物たちの変化が垣間見える本作ではありますが…

壮一郎だけは一貫して何を企んでるのか分からないキャラなのが、ある意味凄い(笑)

動きがずっと読めないような、怪しいオーラをまとった唐沢さんの佇まいが凄いって話。

(割と愉快な役が多いイメージだったんで、

妙に信頼感が持てない役もハマってるなぁ…なんて。)

 

 

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