絶対正義 3話 感想|お辞儀をしても何しても、怖いものは怖い

 

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今回も「範子(山口紗弥加)が何考えてるのか分からなくて怖過ぎる…」と、

彼女の奇妙な行動にただ圧倒され続けた1時間でした。

 

毎回誰かを1人ずつ闇に陥れる展開になるのかとも思っていたのですが

意外とそうでもなく、律子の不可解な言動が描かれて謎を残し続けたり、

友達たちが反抗的な態度を見せてきたり(最終的に範子の計画にやられちゃいましたが)、

友達以外の人を範子が味方に巻き込んで行ったりと、色々なパートを複雑に絡めていて

今後の展開が中々読めない内容になっています。

全然飽きが来ないですね。ジェットコースターのようなスリル感があって面白いです。

 

範子が狂気的で恐ろしいと思わせられるのは言動自体もそうなんですが、

演じる山口さんが発する言葉に、基本的に感情が篭っていないのもあるんですよね。

ロボットみたいというか。

正義が一番なんだと訴える時だけ声に芯が強く通るので、

そのギャップにびっくりして「怖い」と思えるんじゃないかと考えてます。

範子の正義感の設定が個人的には、友人限定のものだという書き分けが強くあった方が

もっと怖さが倍増したんじゃないかとは思いますが、

娘の謎も加わってこれはこれで興味深い話になってます。

 

序盤にも書いたように、話がどこに向かうのかは全く掴めません。

ですが、友達4人が範子の正義感を否定して辞めさせるように作戦を立て

(次回予告では矢沢がどう対抗していくのかがチラッと描かれていましたね)、

でも結局は範子の計画にまんまと嵌められる…をメインとして描くだけでは堂々巡りに

なってしまいかねないので、物語の後半では、4人が範子を殺害する計画を

立てる展開になるんじゃないかと思ってます。

 

範子の突きつける正義は確かに一理ある部分もあるのですが、

その正し方が極端過ぎるから怖いんですよね。

正しいけれど、同情や応援はしづらい主人公です(笑)

 

 

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