宿泊先でwi-fiが繋がらないため、
スマホからの簡単感想で。←10日までテンプレです…。これで最後だ……!!
自分はあくまでファンのつもりで、オタクとは違うという境界線を張りたがる愛(桜井ユキ)。
初めて心から応援したくなるほどのモノに出会った人の事を「共依存」と決めつける友人。
どちらも世間の反応や評判を伺った上で、自分なりの答えを作ってしまっていて、
"人目"を気にして生きている人は意外と身近にいるのかもよ?という話になっていたと思います。
しかし、愛がサニサイやハナ(白石聖)にハマるまでの過程を知らない友人知人の方が多い訳で、
そうなると、熱意を持って語る彼女を見て「共依存」と例えても致し方ないのかなぁと。
アイドルとそのファンの実態をあまり理解していない者からすれば、
愛と瓜田は「この人、どこか常軌を逸してるな」という点で同類にしてしまうのも辛い事実。
オタクが一見やばそうなイメージだとしても、実際は迷惑をかけない程度の距離感を保って楽しく活動している人が多数だというのも、また事実。
「共依存」酷いな、何言ってるんだって思うんですけどね。
でも、取り調べられている現在の愛の姿を見ると、確かに共依存に見えるな、とも思っちゃうんですよね。
好きなものは好きだと言えるようになりたい!変わりたい!とする愛の姿は、
「トクサツガガガ」の北代さんのエピソードと重なりました。
また、「オバハンは世間が良いねって言うものしか良いねって言えない」と言う仲間の揶揄に対して、
終盤で「好きな事を好きって言うってさ、良いね」という、まるで問いに対する答えのような構成で締めたのもお見事でした。
こうして少しずつオタクになってきている愛ですが、
話が進むたびに「オタ仲間とはなんか違うな…」と思える、チクチクとした気持ちが募って行くばかり。
愛がハナを気にかけてくれるように、愛にも気にかけてくれる人はどこかにいないのかなぁ…。
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