だから私は推しました 4話 感想|サイリウムの海に溺れる愛の図…

 

f:id:rincoro_ht:20190728001410p:plain

 

推してるアイドルグループが1位に輝いて出場決定して、

神推しのハナ(白石聖)が笑顔でイキイキ踊っていて、

彼女の憧れだったという黄色いサイリウムの景色を目の当たりにして…

ああ、これは泣くよなぁ。

自分の頑張りが彼女を幸せにしたって強く実感しちゃうよなぁ、と。

 

地下アイドルだからこそ、「金が全て」の世知辛さを思い知る事になるし、

地下アイドルだからこそ、アイドルとの距離も近く、直接会いに行って会話も出来てしまう。

地下アイドルだからこそ、自分が努力すればそれが結果として反映されやすい。

だから、「推しが頑張ってるから、私も頑張ろう」って

過保護の親状態に陥りやすいんでしょうね。一体感が気持ち良いと思ってる。

 

以前の「いいね」を気にして、スマホも宝物のように扱っていた愛(桜井ユキ)なら、

相手のためにアダルトなバイトもやってしまう、なんて行動は出来なかったはず。

白と黄色だらけの部屋。月に15万貢いでる宣言。そしてとうとう直で金一封を贈呈…。

それだけ彼女が一途で、純粋で、直向きだという事。

 

終盤でサイリウムの景色を上から見る愛の図は、まるで沼に溺れている状況に見え、

ますます抜け出せずに、前回の友人の言う「共依存」化していくんだろうな…という

恐怖に駆られる瞬間でした。

 

愛が瓜田と揉めているのを見た…けれども庇っている様子の女性の存在、

サニサイの解散ライブ、からの何かヤバい方向に向かいそうな次回予告。

真相はまだ掴めませんが、視聴者が大打撃を食らう展開となるかもしれません。

 

そんな不穏な空気の中、サニサイのメンバーたち皆が仲良しで

女子特有のギスギスした雰囲気を全く感じさせない所が、唯一の救いかな…と思います。

 

 

↓次回の感想はこちら↓ 

rincoro-ht.hatenablog.com

  

↓前回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com