だから私は推しました 5話 感想|ラストのアカペラにゾワッと。

 

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本当に面白いですねぇ。

ファンの実態を描いていた今までの話から

今回はアイドルの裏事情を描く話へと移りましたが、

それでも「解散のきっかけは不仲から、あるある!!」と共感出来てしまう。

双方の立場に立って、しっかり"リアル"に踏み込んで調査されてるなぁと

感心してしまいます。

 

面白いのは展開の捻り方もそうで、

サニサイのメンバーたちの「解散注意報」で不穏な雰囲気にさせたと思いきや、

最終的に「推しの為に動くファンの力は偉大」という話で視聴者の心を動かす結末に

持って来る事が出来てしまうのも、また驚き。

やっぱり、アイドルとファンの関係性は絶対的な物なのだと

改めて感じさせられた瞬間でした。

 

しかし、ラストの「♪ 本当にそうだ 全てが上手く行く訳がない」のアカペラで

今までの話が全て夢の中での出来事だったかのような結末にゾワッとし…。

どこか見落としがあったのではないか?匂わせ要素があったのではないか?と

こちら側が不安になってしまう作りとなっていて、

先の展開が読めない恐ろしさを生み出す点でも、中々抜け目がありません。

 

「匂わせ」と言えば、ハナ(白石聖)の学生時代の回想シーンに

巻き戻し演出が施されていたのが気になりますね。

本人はいじめられていたと告白していましたが、あの演出の意図を考えるに、

実はいじめていたという記憶を捏造したのかな?と勘ぐってしまいます。

 

 

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