だから私は推しました 6話 感想|構築された関係が壊れるのは一瞬。

 

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初めて自身の生き甲斐となる「推し」の存在と出会い、

徐々に距離を縮めていった訳ですが…

時間をかけて仲を深めても、

小さな嘘がきっかけで関係に亀裂が入るのは一瞬。

という恐ろしさを見せつけられた回でした。

 

ハナ(白石聖)が学生時代に誰かをいじめていたとか、病院にいると嘘をついたりだとか、

バイト先のパチンコ店で本当は自分から積極的にお客をゲットしてなかっただとか、

そういう事が問題なのではなくて。

仲を深めようが「所詮はアイドルとファンの関係でしかないのだ」と割り切れなかった

愛(桜井ユキ)の、アイドルに対しての夢と現実をごちゃ混ぜにしてしまった行為が、

ハナがステージに立てなくなった結果を招いた原因だと思うのです。

 

一緒に頑張って行きたいと励んでいただけなのに、

それが瓜田の状態に近づいていたし、ただの金ヅルでしかなかったのだと気づき、

どん底へと落ちる愛の状況も悲しいものがあります…

「アイドルをしている彼女(彼)が好き」なら、

過去の事に深く足を突っ込んではいけないのだ…という、

推しを応援する視聴者に向けてのある種のメッセージにもなった回でした。 

 

そして、次回はいよいよ「事件当日」が描かれます。

今までにも大きくショックを受ける要素は多かった分、

どんな展開が待ち受けているのか今からソワソワします。

来週が待ち遠しい、でも衝撃の事実が待ってそうで見たくないような…

そんなジレンマに陥りますねぇ。

 

 

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