だから私は推しました 7話 感想|やっぱり、ハナが瓜田を押しました?

 

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いよいよ、事件前夜の真相が明かされる。

 

ハナ(白石聖)のいじめ詐称疑惑は完全に加害者側だった訳ではなく、

半分被害者だった事が分かり、愛(桜井ユキ)とは和解。

そして5人でまたサニサイをやろうと意気込むも、リーダー・花梨(松田るか)が

オーディションに挑戦してみたいという申し出があり、結果、解散を決意。

和解出来た愛は、解散ライブを楽しもうとファンの皆と力を入れるが、

そんな中、不穏な影が忍び寄ってくる…

 

そう、それは長らく姿を現さなかった瓜田(笠原秀幸)だった。

 

瓜田は、ショーケースで話しかけてきた愛の自宅に入り込み、

卵パックで作られた防音部屋の中に監禁。脅迫。

何とか脱出し、階段を急いで下りる愛だけど、

追いかけて来る瓜田を咄嗟に突き落としてしまった…「だから私は押しました」

 

いやいや、これなら正当防衛で済むんじゃない?

裁かれるべきは瓜田の方ではないのか?と思ったけれども、

「あなた、嘘付いてますよね」で頭の中が一気に真っ白になるラスト。

まぁ、そうだよね。そしたら今回で完結しちゃうもんね…と冷静に考えつつ、

最後まで振り回される脚本の巧みさが、本当にニクいです(笑)

だとしたら、やっぱり「ハナが瓜田を押しました」になるのかどうか。

 

瓜田が家に押し寄せてきて、自身を守るために突き落としたという所までは、

ハナの動きにも置き換えられるでしょうね。

で、愛は彼女を「"推し"だからこそ幸せにしてあげたい」とする存在として

今まで関係を深めてきたから、

現在の取り調べは、ハナの罪を庇おうとしていて…

タイトルには、その場で付いた嘘「だから私は押しました」という

ニュアンスが含まれていたのかもしれません。

「推しました」「押しました」でダブルミーニングになっていたのは

初回から察していましたが、まさかそんな事情があったとは…と驚くばかりの展開でした。

 

最終回は「ハナが瓜田を押した」真相がようやく明らかになりますが、

どんな着地点に収まるのか…

本作は幸せそうに見えて急にどん底に突き落とす

いわゆる起承転結の「転」の表現が顕著な分、最後まで本当に読めませんねぇ。

そして、サニサイは解散しないで(泣)

 

 

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