やっぱり、主人公が穴の多い法律に立ち向かうお話になるみたいですね。
仕事を選んだ人生。病気で赤ちゃんが産めない女性。差別問題。
まだまだ配慮されていない要素がいっぱいありそう。
(この法律は男女での結婚だと定めているんだっけ?
ジェンダー関連もそのうち取り上げられるんじゃないかなぁ、なんて。)
あらゆる面から現代社会を斬り込んでいくストーリーとしては、
今後も楽しみではありますが…
群像劇に落とし込み過ぎな展開だったのが気になりました。
前回だったら、「新法律に動揺する人々」「見合いのスタート」という
共通項があったから特に散漫しなかったものの…
今回に関しては場面の切り替えも多く、その切り替えに全体に影響するような
必要性が感じられなかったんです。
主人公と見合い相手のエピソードが
一番本作の深い部分を突いている「意味のある内容」なんですから、
4人の同時進行ではなく、そこをメインに寄せた構成にすれば、
もっと面白くなると思います。
あと、群像劇にしたからなのかは分かりませんが、
「4人が見合いで苦労する→主人公の所に深い傷を負った女性が登場→
女性の話を聞いて怒りを覚える→ブログに書く→共感した人からコメントが届く」
と、前回と同じようなパターンになってしまったのもなぁ…
次回は主人公の過去が描かれるそうなので、
物語に新たな風が吹く事を期待します。
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