結婚相手は抽選で 3話 感想

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やっぱり、主人公が穴の多い法律に立ち向かうお話になるみたいですね。

仕事を選んだ人生。病気で赤ちゃんが産めない女性。差別問題。

まだまだ配慮されていない要素がいっぱいありそう。

(この法律は男女での結婚だと定めているんだっけ?

ジェンダー関連もそのうち取り上げられるんじゃないかなぁ、なんて。)

あらゆる面から現代社会を斬り込んでいくストーリーとしては、

今後も楽しみではありますが…

 

群像劇に落とし込み過ぎな展開だったのが気になりました。

前回だったら、「新法律に動揺する人々」「見合いのスタート」という

共通項があったから特に散漫しなかったものの…

今回に関しては場面の切り替えも多く、その切り替えに全体に影響するような

必要性が感じられなかったんです。

主人公と見合い相手のエピソードが

一番本作の深い部分を突いている「意味のある内容」なんですから、

4人の同時進行ではなく、そこをメインに寄せた構成にすれば、

もっと面白くなると思います。

 

あと、群像劇にしたからなのかは分かりませんが、

「4人が見合いで苦労する→主人公の所に深い傷を負った女性が登場→

女性の話を聞いて怒りを覚える→ブログに書く→共感した人からコメントが届く」

と、前回と同じようなパターンになってしまったのもなぁ…

 

次回は主人公の過去が描かれるそうなので、

物語に新たな風が吹く事を期待します。

 

 

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