金曜10時に引き続き、こちらも別の意味で不思議なドラマで…
今回もおとぎ話のような世界観と、
大川(木南晴夏)がセミオ(山田涼介)の温もりに包まれて行く様を楽しみました。
また、セミオが「うつせみ荘」の住民に自己紹介をし、メープルシロップを通して
コミュニケーションを図っていく流れがあったため、
前回よりも一人一人の住民の個性が際立ち、どのやり取りや台詞にも
クスッとさせられる部分が増えたのは良かったです。
しかしその反面、「群像劇」という印象は強くなったのは確かで、
セミオが登場した事の必要性が薄まってしまったかな?とも思いました。
人と関わるのが苦手な大川が、うつせみ荘の住民や職場の人々によって
徐々に成長していく…という描写は無しで良いとは言わないまでも、
大川がセミオと出会った事による心情変化、互いに惹かれ合って行く関係性の変化など、
つまり二人だけの物語にもっと焦点を当てて行けば、より面白くなる気がします。
まぁ、登場人物が多い分、状況紹介も増えてしまうので…
全て紹介し終えた次回に期待したいです。
「6日しかない」「まだ6日もある」ここの考え方の違いが
住んでいる世界が本来別々なのだというのを物語っているようで、
時々ちょっとだけ切ない気持ちにもさせられますね。
↓次回の感想はこちら↓
↓前回の感想はこちら↓