結婚相手は抽選で 1・2話 感想

 

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1話の記事を書きそびれてしまった…^^;

なので、2話と一緒にざっくり感想で。

 

最初に見た印象は「真面目版オトナ高校」。

割とコメディタッチな作品なのかな〜と思っていたんですが、

意外や意外にも、シリアスに描かれていてビックリ。

とは言っても、全体的には「あらすじの流れ」に沿って話が進んでいるだけで、

引きは少〜し弱かったんですよね。

でも、主題歌は、登場人物を鼓舞しているような力強い曲で印象的でしたし、

題材自体は興味あるので、2話も見てみよう…初回はとりあえずそんな感じでした。

 

2話からは、人物描写にグッと力が入ってより見やすくなりましたね。

特に、龍彦(野村周平)のお見合い相手には応援したい想いでいっぱいに。

 

小さい頃に「お嫁さんになりたい」という憧れを持っていた彼女。

だけど、「デブス」と外見でいじめられ、結婚する事を諦め、胸に閉じこめてしまった。

その代わりに勉強を頑張り、就職し、粘り強さで見事主任にまで上り詰めた。

こういった彼女なりの信念が「法律」で否定されてしまうのは本当に辛い…

 

彼女と話し合う事で、「人を傷つける法律なんて、本当にあって良いのだろうか」と

ブログを通して行動に移した主人公。

「結婚」とは何なのか。「法律」とは何なのか…を直向きに描く作品ですね。

現実的に捉えたら「ありえない」と思いますが、

結婚する事が正しいと決めつける人々、法律で常識が書き換えられてしまう

という皮肉がさりげなく含まれているので、

そういう意味では、社会派ドラマに仕上がっているんだろうなぁって。

 

一人一人を受け入れる社会になるのか。

法律に苦しみ続けなければならない社会になるのか。

登場人物が今後、どんなアクションを起こしていくのか楽しみです。

 

 

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