基本的には気軽に見られる恋バナなんですが、
早く次が見たいと思わせる最後の引きが意外と上手いんですよね。
それも、そうさせた人が雅志(永山絢斗)っていうのがグッジョブ!で…
話が進むにつれて、仕事に対する情熱、「東大」の学歴に甘えたくない想いで
日々を過ごしてるんだと分かってからのあのシーン。
「良いぞ良いぞ!」と応援せざるを得ない(笑)
他のライバルとは違って、途中までは本筋とあまり関係のない(結果的には繋がったけど)
仕事奮闘エピソードが細切れに挿入されている扱いを見て、
「あぁ、このまま不憫なキャラで行くのかな(泣)」と思っていたので…
意外と、やるじゃん!って、一気に男らしく感じられましたね。
全体の話の印象としては一部気になる所はあって、
ほんのスパイス的な存在のエトミカ(吉川愛)の恋愛経験等のくだりは
描きすぎたんじゃないかな?とは思いました。
群像劇なら別に良いんですけど、本作はあくまでも「順子を巡るラブストーリー」であって、
順子(深田恭子)と由利(横浜流星)の関係、他2人の男性をもっと掘り下げてからの方が
良かったのかもしれません。
つまり、メイン以外の人物にスポットを当てるのにはまだ早過ぎたって事。
順子に関しては本当に頼もしいキャラになってますし、
彼女らしいやり方で物語(登場人物)を動かすキーパーソン的キャラとして
見事に魅力を発揮されています。
そして、その真面目さのお陰で、一見ゆるいラブコメに見える本作に
メリハリがつき、全体的に楽しめるドラマにもなってます。
ここは安定していて面白いです。
次回、あすなろ抱き(古)した雅志に順子がどんな反応を見せるのか、
はっきり見た由利の方はどうやって行動に出るのか。
来週を楽しみに待とうと思います…♪
あ、そうそう。
「突然お仕事シーン入れてきたな!」「割と都合の良いタイミングで腰痛になるね!」
「(電話番号交換はダメなのに)学生に夜まで付き添わせて大丈夫か!」
とか、いろいろツッコミたくなるシーンがあったんですけど、
「これは漫画原作だから」で甘めに受け止めておきますね(笑)
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