順子(深田恭子)がバイクにはねられるという
最大級の衝撃エピソードを残して終えた9話。
ドラマみたいなベタな展開来たな〜…ぃゃ、ドラマなんですけどね。
でも、前回の政界進出で山下(中村倫也)が退場というオチといい、
何だか急に非現実なネタが入れ込まれたなぁって気がしないでもない(笑)
今回のもオリジナルなんでしょうか。
まぁ、順子が死ぬ事にならなければ良いのですが…ここまで男性陣3人が
全力で恋をしてきたし、雅志と山下に関しては由利を精一杯応援してきたのでね。
「いろんな不合格からもう一度頑張ってきたやつ」ばかり。
3人の想いを踏みにじるラストにはなって欲しくないです。由利も本当、気の毒よ…。
内容に関しては、(最後の件もあって)今まで以上にボリューム満点な
作りになっていました。3話分を凝縮したんじゃないの!?っていうくらいパンパン。
CMが唯一の息抜きだと思えたのは、今回が一番だろうな…。
雅志(永山絢斗)のあの予告が夢オチじゃなく、現実でちゃんとキス出来た事、
順子じゃないけど「誰!?」と見違える程 男らしさをアピールして来た事。
凄いぞ!この調子で行け〜!!と応援したくなるんですけど、
雅志パートが前半だけで後は出番が少なかったのと、予告以上の衝撃展開を
ポンポン持ってきたのを考えると、やっぱり、不憫キャラで留まっちゃうんですかねぇ(泣)
そして、「過去の出来事をいかに大事に扱ってるか」が感じられる所は、
今回も健在でした。
前にも書きましたが、「これ、あったよね!」と視聴者の心を強く動かす掴みは
本当に上手いです。本作が面白いと思える要素の一つ。
「元気?」と電話する会話が逆の立場になっていたり、
初めて順子と由利が出会った場所=神社で初詣をしたりしていた所も良かったのですが、
何が一番シビれたかって…塾の扉での由利の立ち姿!
「由利匡平、東大一次、通過!」と凛々しく言った時の姿が、
1話での「俺を東大に入れてくんね?」と言った時と
まるっきり同じポーズになっていたのには「やられた」感がありました。
そこを同じ場所で持ってくるか…!と。
ここまで、脚本も演出も、ラブコメなのによく出来てるなぁと思いながら
楽しく見続けてきたので、ハッピーエンドな最終回を期待します。
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