初めて恋をした日に読む話 8話 感想|どこもかしこも大・逆・転・劇!

 

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視聴後に、まず、一言…

「すごいな。」

いや、毎回毎回面白い展開が来るなぁとは思ってるんですけど、

今回ほど率直に「すごいな。」と呟いた回はない。

 

だって、序盤で存分にバイクブンブンさせて「気安く触るんじゃねぇ」と言ってのける

男らしさを見せた山下(中村倫也)が退場するんですよ!?

終いにゃあ、由利(横浜流星)の前で頼もしいお兄さん的魅力を発揮させた

雅志(永山絢斗)の方も、ロシア転勤を告げられるんですよ!!?

両者の想いは「好きな人を悲しませたくない」気持ちで固まった今、

少しでも由利を応援して行きたい、支えて行きたい…そんな所ですかね。

 

人への思いやり、愛情を持って接する姿が二者二様で描かれてきたからこそ

今回の結末までには胸がギュッとなりますし、

ますますこの二人にも報われて欲しいと思えてしまう。

ただの"ライバル"という関係に留まらず、相手の直向きさはきちんと尊重してくれる

優しさで溢れています。

登場人物がそれぞれに切ない過去を抱えてる設定が、上手く活かされている証拠。

 

序盤で模試を採点するシーンで言った「大逆転」をなぞらえた

構成になっていたのも面白かったです。

雅志と山下の良さを前半でじっくり描いた上で視聴者に

「一歩リードしてるなぁ」「もう少し頑張ったら近づけそうだ」と期待を寄せさせてから、

由利の父に関するハプニングを分岐点として、最後には前半で思った事とは

真逆の変化を見せてくるショッキングな手法を見せてきました。

山下は政界進出。雅志はロシアに転勤。

唐突に漫画(フィクション)ちっくな展開入れてくるやん…とは思いましたが(笑)、

ギャップが大きければ大きいほど余韻が生まれますからね。今回もよく練られてる。

 

個人的には、前回までライバルで憎まれ役だった牧瀬(高梨臨)が

今回ではどこか晴れやかな性格に変われているのを見て、純粋に微笑ましくもなりましたね。

サバを読んでた事が晒されたのが好転して、本来の自分が出せてるような気がします。

美和(安達祐実)との「最&高」「殺す(ボソッ)」のやり取りも好きなシーンの1つです♪

 

 

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