後妻業 2話 感想|小夜子も娘二人も正義ではない。

 

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前回より、コメディの描写や演出がハッチャケていたような気がした2話。

というか、効果音や劇伴でかなり遊んでましたよね(笑)

小夜子(木村佳乃)の唇の動きに合わせて虎の喉鳴らしを重ねるとか、

ターゲットの始末成功した時にオーケストラの音楽が流れるとか。

(本来なら悲しむシーンのはずだけど)W木村さんでの場所とり合戦も面白かったです。

いや、どっちかが反対側行けばええやん!ww

というのは置いといて。

 

コメディ描写も強くなりましたが、人間の本質的なクズ描写も強くなった印象ですね。

誰も、肩入れは出来ないキャラばかり。

小夜子側は、相手が欲しいという老人を楽しませてあげたい優しさはあるけど、

最終的にお金目当てで殺してしまうクズさを持っているし。

姉妹二人側は、どちらが父の面倒を見るかは他人に任せ合いな癖して、

小夜子には怒ってしまうクズさを持っている。

結局、「人間は勝手な生き物」。

それを生々しく感じさせず、コメディの作風に落とし込む上手さったら。

 

今後は、1話(あるいは2話)完結でターゲットを狙うのをメインにして、

縦軸として小夜子たちの過去、小夜子の正体が暴かれていく過程を

同時進行で書いていくんでしょうかね。

まだ展開がどうなるのかは読めにくいです。

ただ、パーっと爽快感あるコメディじゃないって事だけは分かりました。

 

浮気だと感づいた所で…朋美(木村多江)がどう動いていくのか。

どうやって本性を現していくのか。←

いろんな意味で楽しみです。

 

ところで…小夜子さん。あんまりプロの詐欺師に見えないのは、気のせい?(笑)

 

 

↓前回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com