…今回、最終章に入るんだっけ。えっまだ5話なの!?
こんな見応えある回、5話で見せちゃって次から平気!?
と思うくらいには、最初から最後まで緊迫感でいっぱいの1時間でした。
紐倉(山下智久)が義手になった理由も、「感情の奴隷になるな」と言った理由も、
女の子が苦手になったきっかけも、
入谷(松下優也)が紐倉に「I hate you!」と言った意図も今回で全て回収。
これから恐らく残り半分の話数を、どう展開してくのだろうと本気で心配しましたが(笑)
何やら最後で福山(時任三郎)がウイルスカプセル?を取り出すシーンがありましたので、
次回からは第2章って所でしょうか。
高家(濱田岳)を新たなパートナーとしてしっかり迎え入れる…までが第1章ですね。
正式に「仲間」となった今、新たな縦軸を絡めつつ、
高家と牧野(菜々緒)と3人で黒幕=ボスの福山に挑む展開が描かれるのだと思います。
序盤の幻肢痛に関しては、腕そのものの痛みというよりかは、
大切な存在としている入谷を救えなかった"自分自身への罰"から来ていたのかもしれません。
だから、高家から治療を勧められても、自分が悪いからって頑なに拒否をした…。
で、その高家とも何件か事件解決を共にしていくうちに、
紐倉の中での彼の存在が無意識に大きくなって、それが入谷と重なって感じられて
「痛みの回数が酷くなった」のでしょう。
罪悪感があったから、自分の助手はいつまでも入谷だけだと思っていた。
そう思いたかったから、過去に入谷が何を伝えたのかを思い出せないままでいた。
でも、入谷の本当の想いを知ってからは、
あの頃の燃えて灰となった写真が蘇って元に戻っていくかのように、
最後のメッセージも走馬灯のように浮かんできた…
「責めていた自分」から解放出来た。
自分を許し、初めて感情の赴くままに美しい涙を見せた紐倉。
「いつか新しい助手を見つけてくれ。仲間を見つけてくれ。」
「哲、後は頼んだぞ。いつか世界を救ってくれ。」
入谷からそう頼みを受けた紐倉が、高家という存在を助手として受け入れる瞬間を見ました。
…そして、福山が持ってきてくれた写真には、
欠席者みたいな高家の証明写真つき(笑)
泣かせよう泣かせようじゃなくて、そこでクスッとさせて落とすのが良いんですよね。
ぱっと見"ユルい部分"でも、「今度は僕が紐倉さんの助手だよ」って
形として残ってる証だから。
「証」があると、自然とジンワリとした気持ちになってしまうものです。
にしても、5話で紐倉の過去をガッツリ描くのは本当に意外だったなぁ〜。
右手もカメラワークを通してさり気ないキーアイテムとして見せていて、
かなり重要な回だったと思われます。
時間がある時に、もう一回見返したい!!
↓次回の感想はこちら↓
↓前回の感想はこちら↓
追記:
書いた台詞を放送禁止用語に間違えるミスをやってしまいました(恥)
SNSでコメントくださった方、この場をお借りして、ありがとうございましたm(_ _)m
本当、気をつけねば……ですね(滝汗)