ルームロンダリング 4話(最終回) 感想と総括

 

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心温まる最終回だった…。

素直じゃなく不器用に生きていて、だけど思いやりは忘れずにいる所は、

親子揃って似ていたんですね。

無事に、お母さんのいる場所へ一緒に行けて良かったです。

 

「写真って、今のこの瞬間を残したいって思うから撮るんでしょ?」

御子(池田エライザ)のこの言葉が凄く印象的。

子供が小さい頃は家族でホームパーティーをしたり、どこかへ出かけたりして、

触れ合う機会は多いのですが…時間が経つと、それも減ってしまいがち。

「残したくない」んじゃなくて、「残せない」事の方が多くなる。

 

長らく故郷に帰っていないまま(見舞いには行ったものの忘れられたまま)

祖母が亡くなってしまった、父の出来事を思い出しちゃいました…

本当に「いつまでもあると思うな、親と金」ですね。

 

「クリスマス」という子供が心ときめくモチーフが使われていたのもあって、

大きなツリーのシーンも、プレゼントからお互いの気持ちが伝わって来る所にも、

思わず涙が溢れました。

御子の方には、亜樹人(伊藤健太郎)というサンタが来てくれたみたいです。

霊感能力に尊敬してくれて、更にマフラーのプレゼントも…

素敵な人に出会えて微笑ましい限り。

 

 

総括

 

4話、短かったですねぇ…もっと見たかった。

それくらいには、前後編×2のどちらも興味深く楽しめました。

 

題材もキャストも気になって見始めたのですが、

不器用な人たちが、幽霊を優しさで包み込んで成仏させていく作りでしたから…

ハートフルな世界観で私好みの作品でしたね。

アコーディオン風の劇伴も、お洒落でかつ郷愁感溢れていて本作にぴったり。

 

映画は未視聴なので、DVDが発売されたら見てみたいです。

御子の姉の謎や春日(渋川清彦)、御子がいた物件と、

色々謎が残されたまま終わったという事は…いつか続編がありますよね!

 

 

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