ようやく始まりました。11月スタートドラマの第1弾。
続編として作られたそうで、映画の方は未視聴なのですが、
悟郎(オダギリジョー)による仕事に関する導入のお陰で
どんなドラマなのかが分かりやすいのが良かったです。
「我々の業界では、そういう部屋の浄化をこう呼んでいます」からの、
タイトルバック付きのOPの流れは本当にイカしてる!
水彩風の手描きのサブタイトルの場面も、映画っぽい画面サイズも、
セピア寄りの映像も、いい意味で軽めの音楽も…全てにおいてお洒落。
「幽霊を成仏させるために、事故物件に住み付く」という設定からして面白いです。
どうやら、スワンがこのドラマの象徴なのかな?
また、池田エライザさんの配役がとても効いてます。
大衆向けじゃない、マイナーで?オカルトな作品だと映える女優さんです。
持ち前のミステリアスさが本作の画作りにハマりますね。
オダギリジョーさんも、得体の知れない男っぷりを上手く醸し出してて良い感じ。
ストーリーの方は、恐らく全4話だと思うので(次作が12月上旬からなのが理由)、
てっきり1話完結型で一人一人解決させていく構成なのかと考えてましたが…
サブタイトルに「A面」と書いてある事からして、前後編で進めるんですかね。
カニの少年や春日(渋川清彦)といった他の幽霊も色々出てきて、
今後は何かとハプニングが起こりそうです。
恋愛関係の描写もあるので、どうやって締めるのかは気になります。
とりあえず、初回の掴みはオッケーでした。
例えるなら「バーでゆっくり嗜むドラマ」といった所でしょうか。
B面が楽しみです。
↓次回の感想はこちら↓