腐女子、うっかりゲイに告る。3話 感想|コウモリを脱却しきれない純君

 

f:id:rincoro_ht:20190425182312j:plain

 

こっちも4話の放送が今日なので、簡単感想でm(_ _)m

 

「普通」とは何か?「普通の恋人」はどうあるべきなのか?

に囚われる純(金子大地)のお話でした…。

 

紗枝を自宅の部屋に呼び、関係を持とうとする所までは

「普通の恋人」のようになれた純ですが、

純と呼ぶ紗枝の声が誠(谷原章介)と重なってしまう悲劇が…。

母を悲しませたくなかった。

周りから気持ち悪いと思われたくなかった。

ゲイである自分を気持ち悪いって思いたくなかった。

何で自分だけ?何で?って、どこかでずっと認めたくない自分がいたから、

ただ普通の恋人でありたいと努力していたのに、

同性愛者側にも異性愛者側にも良い顔をするコウモリからは

中々脱却しきれないのでした…。ある種の呪いなんですかね。

 

肉まんを触るシーンだって、そこだけ見たら何やってんだって笑える所ですが、

ああしなきゃこうしなきゃっていう純の焦る気持ちが見えてしまって

胸がキュッとなる思いでした。

ゲイではないものの、普通って何なんだろうと悶々としてしまう彼の心境は

何だか分かる気がします。台詞や演技、演出にそれが詰まってる。

 

でも、紗枝(藤野涼子)が言うようにまずは

「なりたい」って感情をふと持つ事が大事なのかもしれないなぁ…と思いました。

紗枝に言った「"ちゃんと"好き」の"ちゃんと"は、まだ頑張ろうとしちゃってる状態で。

 

いつか「普通とは何か」から解放されて、心から愛を叫べる結末が来ると良いのですが、

そこに到達するには数々の試練が待っているんだと考えると…切ない。

 

 

↓次回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com

 

↓前回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com

 

 

個人的な事ですが、1話2話の感想で「純」の名前を「涼」だと

なぜか勘違いしておりました(恥)修正しておきました f^^;

今日あげた某金10ドラマの感想で書いた台詞も間違えるミス…

本当、気をつけねばな……(滝汗)