腐女子、うっかりゲイに告る。2話 感想|"普通" の圧が胸を抉る…

 

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見終わった後、思わず「ゔっ」という顔になってしまったわ…

なんて残酷な立場に置かれているんだろう。なんて辛いんだろう。

純(金子大地)の最後のシーンを見て、すぐに言葉には出来ない

複雑な感情が一気に襲いかかって来るようでした。

 

また、金子さんの迷いを見せる目線の動きが上手くてねぇ…。

本人の葛藤を表現するようなモノクロ映像の演出と妙にリンクして、

それで余計に見応えが増したのかもしれません。

 

前回で言った「いつかは普通の家庭を持ちたい」という純の言葉は、

きっと理想を押し付ける母から来ているのでしょう。

まさか、息子がゲイだなんて思いもしませんもんね。

学校関係や近所の付き合いで知るクラスメイトの動向が「普通」だと考えてるから、

女の子は?とか、素敵な家庭を築く未来が見えたとか

遠慮せずに言ってしまうんだと思います。

幸せになって欲しいという、子供を心配する優しさから来ているのは分かるんです。

だけど、その優しさ=世間の当たり前が彼にとっては「圧」に変わるんですよね…。

 

そして、その「圧」は、青春を謳歌する同世代の"集団"であるクラスだと、

より一層強くなってしまいます。

バスの中で見かけた仲良しな男女。

お化け屋敷では「女子とコンビを組んで彼女を守るべし」という裏ルール。

紗枝(藤野涼子)とくっつけさせようとするクラスメイトの存在。

何かと言ってくるお母さんにもキツイ部分はありますが、

学校の友達付き合いの方が「普通」を目の当たりにする機会が多くなる訳で…。

母の圧とクラスメイトの圧が重なって、最後のキスに至ったんだと思います。

一人の人間が何かを普通だと捉えるのは別に良いんですが、

それを誰かに押し付けたら傷つく人だっている。

「自分の当たり前」が「みんなの当たり前」じゃないのにね。

 

純の今までの心境を見てきたら、二股しちゃうのか…なんて言えません。

ゲイとして好きな人と一緒にいたい気持ちは変わらないけど、

「普通」とはどんなものなのか…影響を受けて少し味わってみたくなったのかも。

 

いやぁ、辛いなぁ……………………。

 

 

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