ハケン占い師アタル 6話 感想|サボテンの花言葉で不覚にも涙が…

 

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今までで一番、見ていて神経がすり減りそうな回でした…。

 

大崎(板谷由夏)を取り巻く夫・息子や代々木(及川光博)の言動に

思わず「はぁ〜?」と言いたくなる程の状況の酷さもあるのですが、

板谷さんの「何かに切羽詰まってる」「追い込まれて自分を見失いそうになってる」

ように感じ取れる演技がまた上手いんですよね。

(ちなみに、ニュースの間切られた部分はTVerで配信してるのですが、

たった5分でも見ないと損です…!キズナ若村麻由美)に占ってもらうシーンがあって、

そこでアドバイスを受けた時の安堵の表情にゾッとさせられたので…)

 

話としても、1〜5話が基盤となって6話があると思わせられるような

構成になっているのが良かったです。

一人一人大崎と面談するシーンでは、占いで変われた人物の成長と自身の目標を

改めて浮き彫りにし、

大崎に優しい言葉をかける終盤のシーンでは頼もしくなった姿を見せる。

 

オリジナリティがなくて自分に自信がないとは言っていたけれど、

仕事においてもチームとしても「頼られてる上司」であるのは、

部下たちの様子を見れば一目瞭然ですよね。

変われた部下たちが今度は上司を助けてあげる…のを見せるには、

1話ごとにじっくり1人の人物を描き上げるのも、今の順番にするのも妥当だったと思います。

 

「成長」と言えば、アタル(杉咲花)にも変化が出てきました。

自ら占ってあげるよう行動に出たり、大崎を飲みに誘ったり、

だんだん自分と社員たちで壁を作らなくなったように感じ取れます。

写真を撮るシーンも普段なら「初めて〇〇したから」という理由で撮るものの、

今回は「皆さんがあまりにも素敵な顔してるんで」と自分の気持ちを露わにしたのが

印象的でもありました。

サボテンの花言葉が「偉大」「温かい心」「燃える心」「枯れない愛」なのには

グッときたなぁ…。

 

でも、仕事面ではスカッとしたものの、

家庭面はもうちょっと変化を見せても良かった気はする。

息子の面倒もまともに見ず、しかも浮気を認めてる旦那ですよ!?

息子の方も「ママはいつでもそばにいるから」という言葉を投げかけられた所で、

反抗期なものだから「何だよいきなり、うぜぇな」で終わってしまうと思う(笑)

ここはこれから…でしょうかね。

 

次回はいよいよ、散々なクズっぷりを見せた代々木部長の回。

「なぜ私は本社に戻れないのですか!?」

社長に褒められたいがために、独断で社員一人を

リストラしようとしたからに決まってんだろ〜!!

 

 

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