ハケン占い師アタル 7話 感想|代々木部長も仲間の一人に

 

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前回では散々反感(?)を買われた、代々木部長(及川光博)がターゲットの回。

 

心の中では嫌味な事ばかり。八つ当たりで、無理難題な仕事はDチームに押し付ける。

そんな自分の頭の中は出世したい気持ちでいっぱいいっぱい。

 

部長でも今までの人々のように共感出来る所はあるのかな…

占って欲しいと思えるのかな…と最初は思っていたのですが(笑)

出世に失敗して専任部長を任された時の、部長の魂の抜けた表情を見て、

こう考えられるようにもなったんですよね。

ああ、この人も誰かに認められたいし、自分の良さが何なのかを気づかせてくれる

存在が欲しい一人である事には変わりないのだと。

 

"夢"という情熱を抱えていた当時の頃は、企画書を持ってきては「使えない」と

バッサリ斬られる日々を送っていた。

否定され続けてきた彼は、この辛い状況から逃れたいと

クリエイティブの道を諦めてしまった。

でも、そんな彼の熱さを認めてくれる人は確かにいた。

 

当時一緒に関わったピアニストとの再会。心が浄化されるようなプラネタリウムの映像。

ピアニストも誰かにこんな自分を叱ってくれる存在を欲していた。

「何かを欲してた」者同士の出会いは、

部長にとっては一歩前進出来る貴重な機会だったでしょう。

アタルの痛烈な言葉を受けて反省→行動に出て成長を見せる

いつものパターンとはちょっと違って、

「原点」「忘れかけていた情熱」も思い出させる事で大きな成長を遂げるという

展開になっていたのがグッと来ました。

より一層応援したくなったのも、最初の頃と比べると意外性が高くて、

それもまた面白い。

 

「あんたのはアテンドじゃなくてアピールじゃん!」

「要するに、あんたは怠け者なんだよ。逃げてるだけなんだよ。」

アタルのアドバイスが正に的確な所を突いてて、痛快さが増していたのも良かったです。

今回のこのセリフが一番胸に刺さったかも…(笑)

 

社員全員の占いをするというここまで予想通りの流れで来ましたが、

次回からがどうなるのかが見所ですね。

いよいよアタルの過去に迫りそうで…楽しみです。

 

 

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