二人の描写がバランス良く、「コンビで仕事している」感じが徐々に出てきましたね。
大輔(中島裕翔)の方も、資料の内容をすぐに覚えられるといった
少し賢いキャラクターに仕上がりました。
酔っぱらったまま出社するという、まだまだダメな所もありますが(笑)
良くなってきた部分もあるので、
あとはもう少し、ストーリーも作り込んで欲しいんです。
前回も思ったのですが、二つの事柄を同時に進行して、調査して、
残り5〜10分で無理に繋げて解決してしまっているような気がします。
今回はゲーム会社「BPM」社長の藤ヶ谷(柳俊太郎)がKAMIYAの時計を
付けているって事で、ある程度は関係していますが、
解決シーンになるまでほぼ出てきません。
伏線を立てているつもりなのでしょうが、回収方法が雑なんです。
そして、 弁護士の仕事に関して、疑問に思う所が色々あるのですが…
同じ事務所同士で対立する事ってあるんですか?
単に個性の強い蟹江(小手伸也)の出番を増やしたいだけなんじゃ…
と思ってしまいますし、
甲斐(織田裕二)vs蟹江という要素を入れて話を膨らませようとするから、
いっぱいいっぱいになって、
最後は強引に終わる事になってしまうような気がするんですよね。
王道からあえて外したのかも分かりませんが、裏で社長探しの仕事もらしくないですし、
安樂(久松信美)が暗躍しようとしている証拠集めをして暴いた方が、
普通にスカッとするんじゃないでしょうか。
逆転劇を狙いたいという意図は伝わっては来ます。
だから、着地点で納得したいんです。
次は法廷シーンなので、弁護士たちの本領が発揮出来る事を期待して
来週を待とうと思います。
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