ああ…今まで苦労してきた佃製作所が、今度は同じ状況のギアゴーストを助ける、
いわば「先輩」が「後輩」をサポートしてあげるような
構図になっていくんだなぁ…と感じられた回でした。
「また特許問題をやるのか!(笑)」と最初は思っていたけど、
そう捉えてみればちょっと納得。
今回の共感できる所は「同じような夢を持つ者同士」。
なんか、やっぱり背景作りが上手いんですよね。
以前帝国重工で働いていた伊丹(尾上菊之助)と島津(イモトアヤコ)。
島津はどんどん斬新な商品を提案したかったけど、上司に目をつけられ、左遷され、
閑散とした職場で同じく左遷された伊丹と共に「幽霊社員」のような扱いを受けていた。
その悔しさをバネに、退職した二人が付けた会社名は「ギア"ゴースト"」。
熱いですねぇ…それを聞いたら佃社長(阿部寛)が全面協力するに決まってる(泣)
だから、15億円を出資しようとしたり、
「ギアゴーストの技術に惚れたんだ。一緒に仕事したいと思った。」と
熱弁したりする佃社長の気持ちはすぐに受け止められた。
そう思わせるだけの背景の作り込みって大事だよね…としみじみ思いました。
まぁでも、強いて言うなら、トランスミッションの話を
もう少しメインにした方が良いんじゃないかと。
演出が抑え目なのは見やすいポイントですが、
物語としては「トランスミッション」「ロケット」の同時進行で
ちょっとごった返している気がするので。
帝国重工の社長が変わって動揺しているのと、そこに娘が就職しているから
描かざるを得ないっていうのもあるのかな?
色々言いましたが、とりあえずは、
佃製作所がどんな行動をとって行くのかに注目しながら
引き続き視聴して行こうと思います。
↓次回の感想はこちら↓
↓前回の感想はこちら↓