少しだけ見やすくなりましたね。
前回はとにかく、海外ドラマ風の小っ恥ずかしい会話劇や演出が気になったので、
(慣れもあるかもしれませんが)そういった部分は大分整理されていました。
そして、「敏腕弁護士が元フリーターを雇い、上手くマネジメントしながら、
コンビで解決していく1話完結型ドラマ」という
本作の色が見えてきたのも良かったです。
ただ、まだまだ整理整頓出来る部分はあると思います。
今回は「院長のセクハラを受けた上に、不当な理由で解雇された女性」を
助けるという内容でしたが、調査過程の中で、
・甲斐(織田裕二)と蟹江が幸村(鈴木保奈美)に説教されてしまうシーン
・大輔のスーツのオーダーメイド
・大輔と砂里(今田美桜)、砂里のおばあちゃんとのシーン
・大輔と遊星(磯村勇斗)の借金の件り
といった本筋とはあまり関係ない要素が幾つも描かれており、
その結果、ダラダラとした話に見えたのが勿体なかったです。
1時間近くまで散々引っ張ったので、肝心の伏線回収や解決方法も残り10分程で、
ボイスレコーダーとお金であっさり終わってしまったという印象を受けました。
あと、公式では、大輔のキャラが「すべて記憶できる男」と紹介されていますが、
2話までの状態だと、ただのよく見る新人弁護士で止まっているような気がします。
唯一その「できる男」っぷりが分かる所は、序盤で蟹江の甥の名前を
文集から思い出す…というシーンくらいです。
甲斐の方は十分に「勝つ為にはどんな手を使ってでも勝つ、ズル賢い弁護士」
らしさが感じ取れるので、
大輔の設定をもう少し固めて欲しいと思います。
ここまでは「拡大版だったから…」で何とか収まりますが、
次からの通常放送が本当の勝負です。
徐々に良くなって欲しいですね。
ところで、主題歌って合ってますか?
ドラマの雰囲気が割とカッチリ目でクールな感じなので、
突然「テレレレン♪ テレレレン♪ \イェア!!!/」というノリノリで弾けた曲の入りで
ギャップの大きさにびっくりするんですけど(笑)
↓次回の感想です↓
↓前回の感想です↓