家政夫のミタゾノ(2019) 総括|脱税疑惑の中のサッパリ幕閉じ

 

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インハンドに続く、「肩書きに縛られるな」という教訓のお話…。

でも、こっちは凄く悲しい展開だったなぁ。

ファンだと思ってた人が全員サクラ。

20年以上前のTシャツを着て応援してくれる小さな男の子・華瓶も、サクラ。

スターだと自信に満ち溢れていたロッカーにとってはねぇ…胸が抉られる案件ですよ(泣)

まぁ、娘による説得で、ありのままの姿で活動を続けていくようなんで、

めでたしめでたし なんですけども。

 

…と、そんな感じで、最終回は予想だにしないラストとなって楽しんで見られました。

ミタゾノ走りも久しぶりに見られて、満足満足♪

 

「最終回は」というのも、今シーズンはずーっと見てて、

色々とパワーダウンしていた印象を受けましてね。

1話の感想では「3人体制でも本作らしさは変わらない」と書いたのですが、

回を重ねるごとに(特に前半)2人の新人家政婦を前に押し出す事が多くて

ミタゾノ(松岡昌宏)の存在感が薄まってしまう部分があったりだとか。

幽霊の回や家族に父の有難みを知ってもらう回など、既視感の強い作りだとか。

ちょっと冗長な回とか、先の展開が読めてしまう回とか。

全体的に新鮮味のある話が少なかったのが惜しい感じでした。

だから、最終回のような毒の効いたユーモアな話がもっと早くにあればなぁ…と思う限り。

まぁ、「終わり良ければ全て良し」なら良いのかしら。

 

最終回の割には、いつも通りのサッパリとした締めでしたが、

その方が「続編、またあるんだろうなぁ」と思わせてくれて潔い。

今シーズンは色々惜しい所があったので…そんなすぐじゃなくても良いから

また何年後かにお会いしたいですな。

 

で、最後に一言。誰とは言わないけど…

(去年の某深夜ドラマでの役は大好きです。あくまでも、コメディな役はうん…という話)

やっぱり2人体制にした方が締まるのかなぁ。

 

 

↓1話の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com