新年1発目のSPドラマ。もとい、本当の最終回。
散々連ドラで引き伸ばし「最終回"前"」とか煽った挙句、
様々な人がテレビ番組を目にするであろうこの正月の時期に
SPという名の続きの話を持ってくる構成には、未だ疑問ではあるものの…
それなりに面白くは見られたかな?
シーズン2での佃製作所は、あくまでも後輩の活躍を見守るかのような
一歩後ろに引いた立場ではありましたが…
やっぱり、メインで動いていた方が話がググッと引き締まりますよ。
特に後半部分は良かったです。
元々人情深い性格の佃(阿部寛)達と帝国重工の社員達が一丸となって、
あの農業法人の所有する田んぼの稲刈りを手伝うために
何台ものキャラバンを呼び寄せたり、ランドクロウの操作をギリギリまで行う姿には
思わずワクワクしました。
メカドラマっぽかったし、色々ツッコミどころはあるけれど(笑)
唯一の惜しい点を言うならば…先程にも述べた佃の人情深さ、ものづくりへの熱さ、
プライドを、連ドラでも満遍なく盛り込んで欲しかったですね。
SPを見てから考えると、構成も含めて内容の薄さが目立ってしまったので。
単純に、全放送時間が長過ぎただけなんですよ…。
またいつか同じスタッフで池井戸作品を担当する事があったなら、
高視聴率を取るために、引き伸ばして客寄せするのが見え見えな構成じゃなく、
あくまでも「連続ドラマ」としてきっちり収めた1つの作品を見たい。ただ、それだけです。
そして、春⇄秋と頻度が多いので、もうちょっと間隔を開けて下さい(笑)
「これ、どっかで見た」っていう演出と内容ばっかりで、正直言うと胃もたれする気持ちw
まぁ、来期の4月期のドラマは既に発表されていて、
違うスタッフさんだそうなので…少しホッとしている自分がいますがね。
兎にも角にも、役者陣と池井戸スタッフの皆様。
放送ギリギリまでの収録と編集作業、お疲れ様でした!
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