新春ドラマ特別編 下町ロケット 感想|終わり良ければすべて良し?

 

f:id:rincoro_ht:20190105113508p:plain

 

新年1発目のSPドラマ。もとい、本当の最終回。

散々連ドラで引き伸ばし「最終回"前"」とか煽った挙句、

様々な人がテレビ番組を目にするであろうこの正月の時期に

SPという名の続きの話を持ってくる構成には、未だ疑問ではあるものの…

それなりに面白くは見られたかな?

 

シーズン2での佃製作所は、あくまでも後輩の活躍を見守るかのような

一歩後ろに引いた立場ではありましたが…

やっぱり、メインで動いていた方が話がググッと引き締まりますよ。

特に後半部分は良かったです。

元々人情深い性格の佃(阿部寛)達と帝国重工の社員達が一丸となって、

あの農業法人の所有する田んぼの稲刈りを手伝うために

何台ものキャラバンを呼び寄せたり、ランドクロウの操作をギリギリまで行う姿には

思わずワクワクしました。

メカドラマっぽかったし、色々ツッコミどころはあるけれど(笑)

 

唯一の惜しい点を言うならば…先程にも述べた佃の人情深さ、ものづくりへの熱さ、

プライドを、連ドラでも満遍なく盛り込んで欲しかったですね。

SPを見てから考えると、構成も含めて内容の薄さが目立ってしまったので。

単純に、全放送時間が長過ぎただけなんですよ…。

 

またいつか同じスタッフで池井戸作品を担当する事があったなら、

高視聴率を取るために、引き伸ばして客寄せするのが見え見えな構成じゃなく、

あくまでも「連続ドラマ」としてきっちり収めた1つの作品を見たい。ただ、それだけです。

 

そして、春⇄秋と頻度が多いので、もうちょっと間隔を開けて下さい(笑)

「これ、どっかで見た」っていう演出と内容ばっかりで、正直言うと胃もたれする気持ちw

まぁ、来期の4月期のドラマは既に発表されていて、

違うスタッフさんだそうなので…少しホッとしている自分がいますがね。

 

兎にも角にも、役者陣と池井戸スタッフの皆様。

放送ギリギリまでの収録と編集作業、お疲れ様でした!

 

 

↓シーズン2の最終回はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com

 

↓シーズン2の今までの感想はこちら↓ 

rincoro-ht.hatenablog.com