同期のサクラ 7話 感想|何かを正す事は、時に辛い。

 

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同期の仲間達や、すみれ(相武紗季)…

今までサクラ(高畑充希)が関わってきた人々から背中を押される回。

そして、実家でサクラとの思い出を語らう様も含めて

まるで卒業シーズンにある「送る会」を見ているようで、

いつものようには終わらない"何か"が待ち受けているんだろうと身構えていましたが、

「夢を壊す苦渋の決断」「祖父の死」のWパンチと来ましたか…。

 

「仲間のためならサクラの気持ち考えるの、当たり前でしょ!」という

百合(橋本愛)の言葉。1話の頃だったら絶対言わなかった。

もしもサクラとの出会いがなければ、彼女は正しい事をしたと自信持って言ってくれる

菊夫(竜星涼)の誇らしい存在もなかっただろうし、

似た者同士だとおちょくられる程、同期達が影響される事もなかったかもしれない。

 

そんな成長した仲間と一緒に見守った、あの演説。

正す行為=誰かの幸せに繋がる だけだとは限らない事を

初めて痛感せざるを得ないサクラの姿。

見ていてとても苦しい気持ちにさせられました…。

帰宅した時に、一瞬頭の中が真っ白になってから、糸がプツンと切れたかのように

別人へと成り果てる高畑充希さんの演技に、またやられます。

 

物語の流れとしては、何があろうとも良い方向に動いていて

ファンタジーな印象が強かった分、

今はまだサクラも子会社勤めだけど、最終的には本社に戻れるだろうし、

橋だって最後にはかかるんだろうと淡い期待を寄せている自分がいました。

だから、その期待を裏切られたというショックが大きいです。

 

7年間務めてきた職場は、甘い判断をする馬鹿な会社だった。

一人だけ流れ星が見えなかった。

FAXの返事がとうとう来なくなった。

心の支えとなるおじいちゃんが亡くなってしまった。

もう、サクラの心の中にも現実にも、橋はかからない事でしょう…。

 

次回予告に最終回の雰囲気が漂っていましたが、

私としては、どうして今の姿になってしまったのかが早く知りたいです。

…でも、そんな次回が気になる時に限って来週は休み。

悶々とした状態で2週間待たなければならない辛さよ(泣)

 

 

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