獣になれない私たち 2話 感想

 

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うむ…一時的な反発だったというのは、やっぱり分かってました。

周りの環境が環境なだけに、すぐに自分の性格は変えられないと思うし、

というか、「やらされている」ってより「やってしまう」…

そういう人情深い根っこが主人公にあるのが何となく分かります。

 

今回は、晶(新垣結衣)と恒星(松田龍平)の関係の進展、

京谷との馴れ初めが描かれました。

 

なぜ今の職場を辞めないのか…の理由が、6年前の回想で明らかになりましたね。

二人の出会いは以前の会社で、晶は派遣社員としてそこで働いていた。

初めて会った京谷は、人の頑張りを認めてくれて、

悩みも付き添って聞いてくれる、いわゆるお人好し。

そんな彼のサポートや、社員全員が拍手して見送った恩もあり、

中々辞めづらかったのかもしれません。

 

ここで終わっていれば、京谷の好感度はダダ上がりなのに…

問題は、元カノ・朱里(黒木華)とのなぁなぁな同棲ですよねぇ(汗)

誰にでも優しくするが故に…の事ですし、そういう現状もあって、

「他の人、好きになりたい」とふと呟く晶の気持ちも分かる気がします。

手を掴まれて走り出した時の、水たまりで濡れた靴による「幸せな過去」と、

バーベキューのタレで靴が汚れる「不幸せな現実」の演出の対比が何とも辛い…。

 

夜に恒星と偶然会い、翌日に鐘の音を聞きに行く流れになるんですけど、

到着した教会では、近隣の配慮もあって、毎日鳴らしていない現実の世知辛さ。

でも、サイレンという日常の鐘は鳴った…

特別でなくても、「ラブかもしれないストーリー」の兆しは見えましたね。

 

恒星は、晶と似た性格の京谷とは違って、

思った事はズバッと言うし、周りには振り回されず自分の考えをちゃんと持ってる人。

正反対だからこそ、今後ますます惹かれていくのかなぁと。

…今の晶は未だ彼ときっぱり別れられない状態で、どっち付かずではありますけども。

 

多少スローテンポな展開ですが、三角関係(四角関係?)の行方をじっくり見届けます。

 

 

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