*2024年 春ドラマ 視聴リスト&期待度*
4/17:Destiny 2話 の感想記事をUPしました。

同期のサクラ 8話 感想|カウンセリングに連れて行けば良いだけなのに…

 

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2週間ぶりだから、よし見るぞ!と気合を入れていた分、楽しみにしていた分、

その想いは残念ながら、今回の展開で打ち砕かれたような気がします…

今までも物語を綺麗に納める傾向にはあったけど、

サクラ(高畑充希)の心情描写が、流石にちょっとね。

 

同期たちで頑張ろうとしないで、最初からカウンセリングに連れて行かせれば

良いだけの話なのに。

サクラだって鬱のサインを出してるのに、誰1人気付こうとしないし

しまいには1年半ほったらかし。

みんな新たな職場に就いたりプロジェクトを任されたりして、充実した生活を送ってる。

これは「同期って意外と冷たいのな」と思われても仕方ないんじゃない?

 

元のサクラに戻ってよという励ましとか、そんなんなら友達やめる!と怒るとか、

逆効果になっている事を知らないのも、あまりにも無知過ぎる。

「頑張れ」は禁句。もう常識でしょ?

でもそれは、登場人物を責めるより、鬱病に対しての知識と配慮が足りない

スタッフサイドの問題なのかもしれないさ。

 

しかし、一番疑問に感じるのはそこじゃなく、

散々引っ張った「サクラが意識不明になった原因(過程)」の件。

もう少し丁寧に描いて欲しかったなぁ。

序盤で隣人の子供も凄く反省してそうな顔をしてたから、

ボールを追いかけて轢かれる所を彼女が助けたんだろうな…と予想はついていたけど、

話し言葉よりも確実に頭に残ってプレッシャーになるであろう「書き文字」「FAX」で

気持ちを切り替えちゃうっていうのが、何だか都合が良い話だと思えてしまいました。

黒川(椎名桔平)がサクラを雇った理由の「起爆剤になると思ったから」も…

なら、1年経つ前に、休養中に心配しているというアクションを

とるべきだったんじゃないでしょうか。

 

おじいちゃんを思い出させるかのようなFAXで

きっと視聴者を泣かせたかったんだろうけども、

「自分たちは元気でやってる」といった表現がどうも引っかかり。

終盤でサクラの見舞いをするシーンは、カウンセリングを勧める発想がなかった事に

対して罪悪感を払うかのように、俺たち仲間のために寄り添えた!という

偉い自分にただ酔ってるみたいに見えてしまったのが残念。

 

隣人夫婦もさ、声かけるだけじゃなくて救急車呼ぼうよ。

そして、轢き逃げバイクを通報しようよ。

 

あぁ〜…真相に捻りがなさ過ぎて、上手く行き過ぎてて…

こんなにガックリさせられるとは思わなかったなぁ…。

 

 

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