同期のサクラ 6話 感想|サクラになったすみれ…の巻

 

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面倒な案件を任されがちな中間管理職的ポジションで、

誰よりも周りの状況に心配りをして、騒ぎを立てないようにと常に相手の機嫌を伺い、

おまけに、家族関係も上手くいっていない…。

この揃った要素。

「ハケン占い師アタル」の大崎さんを彷彿とさせられて、

自然とすみれ(相武紗季)を重ねながら見てしまってました。

行き詰まって、自殺しようという考えに至らなくて本当に良かった…。

 

しかし、こういう「謝る立場の人」は組織には必要不可欠。

思ったままの気持ちを言わない事がダメだとは限らないし、

むしろ、そんな人がいるから社会は回り、仕事も滞りなく続き、

ある程度の安定した日々を送れる訳で。

つくしも最終的に、お母さんの想いは伝わったんじゃないかなぁ。

 

娘とサクラを見習い「ありのままが一番!」になる事はないと思うし、

彼女と同じ社史編纂室行きの運命を辿る事になってしまったけれど、

すみれはセミナーの件で"伝える勇気"を得て、

サクラは人生で唯一の"頼れる先輩"を得た。

つくしも含めて3人それぞれの形でステップアップしていく様は、スカッとするものでした。

 

お母さんと言えば、サクラ(高畑充希)が

「初めて会社で褒められた」といったエピソード。

褒められたから、ついすみれをお母さんと呼んでしまう。

その時の表情がとても喜びに満ち溢れていて、お父さんとは何があったのか?

小さい頃はどんな風に育てられたのか?と、生い立ちが気になってしまいました。

 

最後に、おじいちゃんの件。

しばらく出てこないものだからもう既に亡くなっていて、

FAXは実は黒川(椎名桔平)が送っていて、

それを知ったサクラがショックで倒れて今に至るんじゃないかと

想像しちゃっててごめんなさい(苦笑)

…でも、死は近いみたいですね。

「アタル」の時は確かハッピーエンドで終わりましたが、

基本的に遊川脚本は、最終的に誰かを亡くす結末にするのが多いと聞くので…

こちらはどうかなぁ?

 

 

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