同期のサクラ 2話 感想|桑原部長がラスボスか?

 

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黒川(椎名桔平)に桑原(丸山智己)。

言葉は悪いけど、どっちも仕事の腕前としてはクズの"K(イニシャル)"やん…

なんて思ってしまっていたけれど、

今回最後まで見て分かったのは、黒川は仕事を任せっぱなしでも

人を育てる能力はさり気なくあるという事かなぁ。

 

サクラ(高畑充希)を人事部に入れた意図。

それは、自分の意見を押し通すのも大事だけど、

周りを見て視野を広げて色んな意見に触れる事が、

社会にはとても重要なのだと教えたかったのかもしれませんね。

前回、うちの子に育ててやろうとか、そんな穿った予想をしてしまいごめんなさい(笑)

まぁ、他に何か考えがあるだろうとは少し思っていたけども…。

 

今回は菊夫(竜星涼)にスポットが当たった回となりましたが、

流れを見る限りは、次回の月村(橋本愛)、木島(新田真剣佑)、土井(岡山天音)と、

前半は主要人物が1人1人じっくり描かれる構成で行くのでしょう。

体育会系出身の菊夫は、体育会系なりに真っ直ぐで全力な姿勢で

希望の光が見える結末となりました。

初回でそれぞれが個性が強い事は提示してきたので、

これからどんな形でサクラの鼓舞を受ける事となるのか、

どうやって自身にある壁を突破していくのかが、三者三様で見られそうで楽しみです。

 

サクラは忖度なしで言う時はガツンと言う主人公で、

彼女の性格は描きようによっては視聴者の好き嫌いがハッキリしてしまいがちなものの、

あくまでも「人事部として仕事を全うした」上での行動なのが伝わる描かれ方が好き。

率直な想いから出た「良い事言えそうにないので」も、

ああ、そんな事を言っても良いんだなぁ…と、ちょっと元気をもらえたり。

癖はあるけど、色んな人に愛されるべき主人公であって欲しいという気持ちで

好感持って見ております。

 

そんな彼女の最終目標は、島に橋を架けるために土木課に入る事。

桑原はそこに飛ばされたとなると、夢を叶えたければ俺を打ち負かしてみな!という

サクラにとっては中々重要な立ち位置になるのかもしれません。

別の地域に飛ばされたりしないもんなのか…は置いといて(笑)

新たに見所が1つ追加されたので、その点も期待してます。

 

そうそう、これは余談ですけど、「メゾン・ド・ポリス」で新人と刑事の関係だった

高畑充希さんと竜星涼さんが、今作では同期として再共演というのも面白いです。

それも違和感ナシですし…役者ってやっぱり凄いと、改めて認識した回でもありましたね。

 

 

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