下町ロケット 4話 感想

 

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佃(阿部寛)が殿村(立川談春)に背中を押して送り出してあげるシーンで、

もう泣いた…ズルいねぇ。掴み所を分かってらっしゃる。

 シーズン1の時の回想の、「この会社が好きです。何としても守りたいんです。」と

殿村の心境の変化を表す言葉を聞いて、視聴当時もここで泣いたっけなぁ…としみじみ。

 

苦労を共にした佃たちにも、「良い会社だ」と言ってくれる家族にも支えられ、

そんな素敵な出会いを経て、農業を継ぐという決意をする事に。

寂しくはなるけど、終盤にはまた成長した姿が見られるんじゃないかと思います。

新たな夢を見つけるきっかけとなった、早朝に父が田んぼに感謝の意を表すシーンは、

もう本当に映像が美しくて…広大な田んぼの風景が映えてますね。印象的でした。

 

そんな感じで、後半の方はまんまと感動して終わったのですが…

エピソード、同時進行で詰め込み過ぎ!

えーと、元はと言えば、内通者は誰だーーって事で煽っていたわけじゃないですか。

うむ、予想通りだったね…で最後まで引っ張らなかったのはまだ良いですけども。

恐らく「ギアゴーストの買収が成功するか」が本筋であろうに、

殿村の退場、ダイダロスの買収依頼話、帝国重工のロケット事業継続問題と、

逸れた話をまあ〜盛り込んでる。

その結果、ギアゴーストとの方は裁判まで行かず、

「仕事してるの?」というくらい佃製作所の社員たちが論文を探しまくっていて

 「あった!これなら行ける!」と証拠を見つけた所で終了。

前回にも同じような事を書きましたが、他を描いて肝心の話を引っ張る気満々なのが

見え見えなわけです。結局、何をメインに描きたいの?と思ってしまう。

 

感動出来る作りは良いんですけどねぇ…

エピソードの多用じゃなく、本筋の展開でメリハリを付けて欲しいです。

 

 

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