なーんか、すっきりしない第1章完結ですね…。
私てっきり、殿さん(立川談春)は前回をもって、
もう暫く会えなくなるんだと思ってたんですよ。
でも、予告を見る限り次回も普通に出てくるそうで…
特定人物の見送りシーンを2度描いて感動させようとするより、
もっと描くべき事があったんじゃないですか?
延長の使い方、間違ってませんか?
エピソードの詰め込み過ぎのためか、ロケットとトランスミッション、
結局どっちをメインにするの?と疑問に思ったまま終了。
いつの間にかロケットは成功してますし。
トランスミッション自体、1,2話で「新事業を立ち上げよう!」と決めてから
何か変わったんでしょうか。
買収出来るか出来ないかの状況下で、証拠集めだの裏の陰謀だの、
裁判での前準備と争いをずっと描いてきただけ。
それに、全然「章立て構成」になっていない気がします。
悪者が懲らしめられる予定調和な裁判を前半にして、
殿さんや財前(吉川晃司)さんの話を入れて、
残りは伊丹(尾上菊之助)が闇落ちするというモヤモヤで締めたと。
原作はこういう進みなんですか?一区切りになってませんが…
今後の話を匂わせるくらいで行けば「次も面白くなりそうだ」と思うかもしれないのに。
例えば、影を上手く利用しながら、
顔全部を見せないで新たなキャラクターを登場させるとか。(この説明で分かるかしら)
ロケット成功!で大勢がワーワー言うのももう飽きたし…
3話くらいまで散々トラブルメーカーっぽく扱われていた
軽部(徳重聡)の存在は薄くなってますし…色々と勿体ないですね。
財前さんも初回ぶりに出てきたため、佃社長(阿部寛)と会話を交わして
またいつか会おうなんてシーンも、突然入れて来た感が満載なんです。泣けるよりも。
シーズン1を見ていない方にとっては、「この人は何かキーパーソンだったの?」で
終わってしまったかもしれない。
とにかく、トランスミッション「編」が描ききれてないまま次に行くの?な5話でした。
作業着じゃなくて社内服で田んぼ作業しようとする意地もなんなのだ(笑)
佃製作者の方はツナギだから、まだ動きやすいとはいえ。
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