セミオトコ 最終回 感想|結末よりも、CMの入れ方の下手さに泣く

 

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また何年か後に再び巡り会う時が来るのかも〜…という先の読める結末となりましたが、

本作の場合は設定も雰囲気も何もかも、甘々でのほほんとしたファンタジーなので。

ファンタジーはファンタジーらしく、綺麗にハッピーエンドで終われて良かったです。

 

ただ…1つ勿体なかったのがCMの入れ方でねぇ…。

消えかかってるセミオ(山田涼介)で一旦切られたと思ったら、

CM明けではまたキスシーンから見せられるって、バラエティじゃないんだから(泣)

その他にもいきなり本編が切られたと感じる箇所が多く、

何とかして尺を繋げようとしたんだろう感が

全体的に漂ってしまったのがちょいと残念でした。

タイミングの悪さが気になって、

泣けるであろうお別れのシーンも中々泣けなかったし…

やっぱり前回までがピークだったのかも、なんて。

まぁ、もうこの内容は置いときまして…

 

本作をずっと見てきて、うつせみ荘の住人達と同じように

幸せな気分で包まれる感覚を覚えたのは間違いないですし。

緑いっぱいの自然風景に癒され、セミオのピュアさに癒され…

金曜の仕事終わりの夜に、そんなドラマが1本あっても良いよねと思える

作品でもあったと思います。

  

セミという突飛な設定なら、下手したらコメディ路線に陥ってしまいがちになるものの、

最後まで独自の世界観で描き切って時折ウルっとさせられ…

やっぱりこれは岡田惠和さんの得意とする分野で、

終始切ない物語として生み出せちゃう力量は流石だな、と、

改めてその凄さを思い知る事ともなりました。

 

そういえば結局、1話ぶりに出てきた小澤征悦さんの肖像画は何だったんでしょうねぇ。

ラストにちょい役ゲストとしてでも登場するかと予想してたら、

本当に肖像画のまま出番が終わるとは。贅沢なキャスティング(笑)

 

 

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