ラジエーションハウスⅡ 2話 感想|なぜにチンパンジー?

 

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今回のテーマは「自他境界」って事で、

自分の考えている事は相手も同じだとは限らない…っていう

教訓を伝えたかったのは分かるんですけどねぇ…それの例えがなんでチンパンジー

ここ、個人的にはずーっと引っかかっていて(汗)

すんごい良い話風にしてますけど、

裕乃(広瀬アリス)がチンパンジーに似ているって言っているようなもんで、

人間を猿に例える事に人種差別的なイメージがある私からしたら

何度も名前を呼んでしがみつくくだりも笑いのネタとして消化出来ないというか…。

普通に可愛い孫に置き換えても成立出来たんじゃないかと思ってしまいました。

 

灰島(高嶋政宏)の対応の仕方にしても疑問。

確かに、一郎(眞島秀和)にもう一度手術を考え直すよう

独断で説得しに行く唯織(窪田正孝)の行為は、

職分の範疇を超えているから注意するのは分かる。

ただ、「出て行って下さい」は言い過ぎでしょう。

技師としての立場をわきまえないなら、技師を辞めて医者になって下さい

妥当だと思うんですけど、

やっぱり些細な所で技師を見下す台詞を盛り込んじゃうんですよねぇ。

 

でも、そんな事言われても、

患者と家族間の問題を解決するのは技師だけっていう(苦笑)

薬が効かなくなったのなら新たな治療法を提案するのは医者の立場なのに、それが出来ない。

両親の説得はなぜか若手の技師がする。セカンドオピニオンもしない。

柳田(きたろう)の検査にも医師の姿はない。

2組の主治医は一体どこで何をしているのか。

とツッコミたくなるんですけど…

技師が医師の分も活躍するのが「ラジエーションハウス」だから仕方ないのかな!(笑)

 

カジュアルな靴をプレゼントしたラストについても、リハビリはしやすいだろうし、

「陸上に囚われず、自分らしく生きたいように生きて良いんだぞ」っていう

父なりの思いやりなのかもしれないんだけどねぇ…

ついこの間までシューズを履いていて、それが病室で見やすい所に飾られていて、

陸上選手の夢を諦めて間もないうちにまた靴を渡されたら、

息子くんは自分が病気になったせいで両親を悲しませてしまったと

別の意味で追い詰めちゃいそうでちょっと心配です。

お願いだから、今度は娘を扱いたりしないでね。

 

前回の感想にも書いた通り、本作の感想は今回をもって終わりとし、

来週からは月曜10時の「アバランチ」を書いていくつもりです。

微妙は微妙でも、不快感を覚える登場人物がいないだけ

前作よりかはマシではあるので…残りの話はゆるゆると見ております。

 

 

↓前回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com

 

 

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