ラジエーションハウス 6話 感想|女の子は結局どうなったん?

 

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あの〜…冒頭のブランコから落ちた女の子って

結局どうなったんですかね?

カテーテルにするのか開腹手術にするのか、何も答えが聞けないまま終わっちゃったんで、

杏(本田翼)の周りには仲間がいるよ〜みたいなイイハナシダナー風な話に

あんまり入り込めませんでした。ぃゃ、子供の件抜きにしても地味だったけど。

っていうか、体を傷つけないカテーテルで決まり!患者と両親に伝えちゃおう!

でも上司から反対された!だから急遽別の方法で行こう!って何という計画性のなさ…

インフォームド・コンセントはやらないのか、この病院は(滝汗)

 

そんな部分も気になったんですが、今回は…う〜ん…以前の雰囲気に戻っちゃいましたね。

やっぱり、「チーム」が描かれないのが致命傷だと思います。

 

中盤、「直接救える事は出来ないけど、医師の支えになれたなら」という言葉を

言い残し、1人だけ作業に戻る裕乃(広瀬アリス)の姿を見て、

我々も頑張ろうとする技師たちのシーンがありました。

恐らく、自分には何が出来るかを見つめ直して成長するターニングポイントを

表現したかったのでしょう。

なのに、たった1回の残業でちょっと強気になってみました…

にしか見えないのがムズ痒い。

勤務中にもかかわらず、誰かを口説いてたり茶化したり、全員で同じ画面を見たりとか、

今まですっごく暇そうな描写しかして来なかったからそう感じるんですよね。

いつも集団で切り上げてる所も…ねぇ。

 

あとは、医療モノならではの手術シーンに、全く緊迫感がないのが残念。

壮大な劇伴流しとけば良いでしょ〜みたいな、そんな印象。

多分、ここに限っては脚本より演出に原因があるのかもしれません。

 

放射線科は前にも書いた通り「縁の下の力持ち」的存在なので、

外科や救急隊と比べて絵が見劣りしてしまうのはしょうがないとは思っています。

メスを使ってお腹を切ったり、血が大量に出たりというのとは全然違う。

でも、カメラワークや劇伴の入れるタイミング次第でかなり変わるんじゃないですか?

例えば、ピンチな状態になった時に流れていた劇伴が急に止まるとか…

メリハリはまだまだ付けられそうな気がするんですよね。

中途半端に恋愛パートやコメディパートをねじ込むより、

もっとそういった「放射線科で働く人々」に焦点を当てたパートに力を入れて欲しいです。

 

唯織(窪田正孝)を監視しとけよ!っていう鏑木(浅野和之)の描写も、

どうせ女性と牡蠣を外で嗜んでたんだし、今回入れる必要あった?って感じで…

余計な要素になっちゃいましたね。

 

前回は患者を技師が支えていく作りだったのに…どうしてまたこうなった。

 

 

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