普通のドラマとして見るなら凄い詰め込みすぎだし(遊園地は合成感丸出しだしw)、
塾が合併した時の様子もごっそりカットされて勿体無い…とは思いますが、
本作はそれらを「テンポの良い構成」に置き換える事が出来てるので、
逆に面白く見られてるのかもしれませんね。
劇伴も、相変わらず遊び心があって好きです。
バカボンのパパ風なお父さんが入ってきた時の、
まるで任侠映画を思わせるメロディーはちょっとツボ(笑)
大島夫妻の方は、2話にして早速、塾に対する考え方の違いが出てきてしまったようで…
現代パートでは一緒にいるのは初回で分かっているので、
離婚してバラバラになる事はないのだろうと安心して見られはしますが、
ここからどうやって関係を修復していくのかは気になります。
まぁ、千明(永作博美)が一人で相談もせずに決めちゃうのは、
吾郎(高橋一生)に負担をかけさせたくないからなんだろう…というのもあると思います。
これは、あくまでも妻として。
マネジメント長としての千明は、当時は女性が先頭に立てない時代なのもあって、
全て自分の力で何とかしたい気持ちが強かったんじゃないでしょうか。
塾を大きくもしたいし、時代の流れに取り残されないようにもしたいし、
より多くの子供たちに学習する機会も与えたい。
でもそうなってくると、徐々に孤独なのが見えてくる。切ない。
上に立つと孤独に感じる時が増える、という話を思い出してしまいました。
そんな千明の初めて涙を流す姿を見た勝見先生は、次回からどんな行動に出るのか。
家族の絆をどうやって取り戻すのか。
壇蜜さんの存在も含めて(笑)色々と気になる要素がいっぱいですね。
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